【全国専門学校】札幌スポーツ&メディカルがアベック優勝!<団体戦・混合ダブルス>

第6回全国専門学校選手権』が12月4日、大阪市の丸善インテックアリーナ大阪で開幕。3日間の日程の初日は男女団体戦と個人戦の混合ダブルスが行なわれ、専門学校の日本一の座を目指して熱戦が繰り広げられた。なお、団体戦優勝チームには『文部科学大臣杯』が授与され、個人戦は5日の男女シングルスと6日の男女ダブルスもあわせて『Mizuno Cup』として開催されている。

【男子団体】

昨年初出場した札幌スポーツ&メディカル専門学校が2年目にして大躍進を遂げた。準決勝で大原学園町田校に競り勝って決勝進出。もう一方の山からは、過去2度ベスト4の実績を持つ日本工学院八王子専門学校が、初めて準決勝の壁を突破して勝ち上がってきた。決勝戦、札幌スポーツ&メディカルは第1ダブルスを平川龍/山末和斗で落としたものの、シングルスで本田新が脚にけいれんを起こしながらもストレート勝利。第2ダブルスにはその本田が平川とのペアで臨み、日本工学院八王子の土方実伎彦/城戸駿次に対してファイナルゲームの終盤でポイントを重ねて、涙の優勝を果たした。

優勝した札幌スポーツ&メディカル専門学校の本田
優勝した札幌スポーツ&メディカル専門学校の本田
決勝で涙をのんだ日本工学院八王子の土方(右)/城戸
決勝で涙をのんだ日本工学院八王子の土方(右)/城戸

▼男子団体上位入賞校

優勝:札幌スポーツ&メディカル専門学校

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準優勝:日本工学院八王子専門学校
3位:大原学園町田校
3位:京都医健専門学校

【女子団体】

4チームのリーグ戦で争われた女子は、札幌スポーツ&メディカル専門学校が3戦全勝を挙げて初優勝。唯一、苦戦した相手は昨年優勝の京都医健専門学校だった。第1ダブルスで志賀友梨子/原田桃が豊田美咲/浅田七海に敗れ、シングルスも石井まなかが小西藍にファイナルゲームでの辛勝だったが、自らが担う第2ダブルスになんとかつなぐと、原田とのペアで豊田/小西にストレート勝ち。大きな山を乗り越え、弾みをつけた。

優勝した札幌スポーツ&メディカルの石井まなか
優勝した札幌スポーツ&メディカルの石井まなか
2位となった京都医健の浅田七海(手前)/豊田美咲
2位となった京都医健の浅田七海(手前)/豊田美咲

▼女子団体結果

優勝:札幌スポーツ&メディカル専門学校

札幌スメDSC_37172位 京都医健専門学校
3位 大阪社会体育専門学校
4位 立志舎

【混合ダブルス】

団体戦でのアベック優勝で勢いづいた札幌スポーツ&メディカルが、その後に行なわれた混合ダブルスでも好調な勝ち上がりを見せた。平川龍/原田桃と本田新/石井まなかの2組が準決勝に進出。しかしこの2組を破って頂点に立ったのは、日本工学院八王子の渋谷和樹/鈴木野々だ。まず準決勝で本田/石井にストレート勝ちすると、決勝で平川/原田にファイナルゲームの末に勝利。第1ゲームを15-20から6ポイント連取するねばり強さで栄冠を獲得した。

混合ダブルス優勝の渋谷和樹(左)/鈴木野々(日本工学院八王子)
混合ダブルス優勝の渋谷和樹(左)/鈴木野々(日本工学院八王子)
準優勝の平川龍(右)/原田桃(札幌スポーツ&メディカル)
準優勝の平川龍(右)/原田桃(札幌スポーツ&メディカル)

▼混合ダブルス上位入賞者
優勝:渋谷和樹/鈴木野々(日本工学院八王子)
準優勝:平川 龍/原田 桃(札幌スポーツ&メディカル)
3位:本田 新/石井まなか(札幌スポーツ&メディカル)
3位:西岡幸祐/吉本多袈良(大阪社会体育)

取材・文/山口奈緒美
写真/江見洋子

投稿日:2018/12/05

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