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【全日本総合2018】「カギとなる場面でコミュニケーションを取るようにしていた」(保木)<準々決勝コメント-1>

日本の頂点を決める「第72回全日本総合選手権」。大会4日目の30日は、各種目で準々決勝を実施。ここでは、注目選手の試合後のコメントを紹介しよう。

トーナメント表・結果は こちら

【男子ダブルス】

保木卓朗(右)/小林優吾

(トナミ運輸)

結果:古賀輝/齋藤太一(NTT東日本)に21-15、18-21、21-15で勝利

保木「相手ペアがB代表で、少し引いてしまった部分がありました。2ゲーム目は前でプレッシャーをかけられてしまい、そこで自分がうまく前に入れなくて、そこでやられてしまったと思います。でも、ファイナルゲームは自分が前に入って、サービスまわりだったり、細いスイングで早いタッチを意識してやったら、また自分たちのプレーに戻すことができたのでよかったです。

(しきりにコミュニケーションを取っていたが)海外の試合でも、点数が離れた場面で追いつかれることが多々あったので、今回はそういうことがないようにと。大事な全日本総合なので、カギとなる場面でコミュニケーションを取るようにしていました。準決勝は同じチームのソノカムペア(園田啓悟/嘉村健士)が相手。そこに勝つためには、自分たちがミスなくプレーして、自分が前、小林が後ろの形を多くつくりたい。自分たちの形を多く作っていければ、チャンスはあるんじゃないかと思います」

小林「とくに相手の古賀選手はドライブの打ち分けが非常にうまいので、2ゲーム目を取られたあとは、しっかりドライブを待ちつつ、2人で縦の動きを意識してどちらも前衛にいけるような形を作ったら点数を離すことができました。自分の中で、今回の全日本総合は優勝をめざすだけでなく、次につながるような戦いをしたいと思っています。今日の試合は、終盤、要所で攻めて、つなぐところはつなぐというハッキリとしたプレーができた。そこがよかったと思うので、次の試合もこういうプレーができればソノカムに勝負できると思います。保木と試合中に話し合ったことなどを生かしていきたいです」

岡村洋輝(左)/小野寺雅之

(日本ユニシス/早稲田大2年)

結果:塚本好喜/高野将斗(日立情報通信エンジニアリング)に21-23、21-12、21-16で勝利

岡村「今日の相手は低い展開が得意で、自分たちと似たようなスタイルでした。1ゲーム目は、その低い展開で相手に取られてしまったので、2ゲーム目からは少しペースダウンさせました。大きい展開でゆっくりしたペースにして、自分たちの流れに持っていけたことが勝因だったと思います。(総合で初めてベスト4は)本当にうれしい。ベスト4は今大会で目標としていた部分でもありました。明日の相手(遠藤/渡辺)は格上の選手。力試しではありませんが、どのくらい自分たちができるのか、挑戦したいと思っています」

小野寺「試合の出だしは力が入り過ぎて空回りしたというか・・・。リードしていたのに、単純なミスから逆転されてしまいました。でも、岡村から『落ちついてやろう』といわれたので、2ゲーム目からはリラックスできました。今日の相手は井上/金子ペアだと思っていたのですが、昨日、負けてしまった。でも誰が相手でも勝ち上がってきたのだから強い相手。このチャンスをしっかりものにできたのはうれしいです。明日は世界ランキングで10位以内に入っている選手との対戦で、そのレベルの選手に2人で100%の力を出して戦いたいです」

初日(予選)

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2日目(1回戦)

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4日目(準々決勝)

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取材・構成/吉井信行、バドミントン・マガジン編集部

写真/菅原淳

 

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