11月17日に開催されたBWF主催の世界ジュニア2018(カナダ・マーカム)個人戦の6日目は、各種目準決勝が行なわれた。
日本勢で唯一準決勝に残った奈良岡功大(写真)は、団体戦・準決勝で対戦した中国の李詩灃(リ・シフェン)と対戦。その団体戦では90分近い勝負となったが、個人戦でも互いに譲らぬ戦いが続く。第1ゲームは奈良岡が先制するも、続く第2ゲームは李詩灃が21-19で奪い返した。勝負の行方はファイナルゲームにももつれると、ここで意地を見せたのが奈良岡。最後は21-17で制して勝利を飾り、決勝進出を決めた。決勝はジュニアの世界ランク1位のタイ選手と優勝をかけて争う。
日本選手の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
奈良岡功大②〔21−11、19−21、21−17〕1●李詩灃(中国)85分
◆日本選手団
【選手】
中山裕貴、緑川大輝、加藤太基、武井優太(埼玉栄高3年)
一井亮太(水島工高3年)
奈良岡功大(浪岡高2年)
河村翼、川本拓真、秦野陸(埼玉栄高2年)
水井ひらり、福本真恵七(ふたば未来学園高3年)
吉田瑠実、齋藤夏(埼玉栄高3年)
木村早希、大石悠生(青森山田高3年)
染谷菜々美、内山智尋(ふたば未来学園高2年)
高橋美優(青森山田高1年)
郡司莉子(八代白百合学園高1年)
【スタッフ】
団長:田部井秀郎(日本協会ジュニア強化部長)
総監督:長谷川博幸(日本ジュニア強化部ヘッドコーチ)
男子監督:友金幸雄(日本協会ジュニア強化部員)
女子監督:明神憲一(日本協会ジュニア強化部員)
男子コーチ:林貴昭(日本協会ジュニア強化部員)
女子コーチ:井田貴子(日本協会ジュニア強化部員)
トレーナー:升巴七都希(株式会社ロコ・ケア)
映像分析:萩森涼(JSCハイパフォーマンスサポート事業スタッフ)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO