【香港OP】JAPAN強し!5種目でベスト4進出!<準々決勝>

11月16日に開催されたBWFワールドツアー・香港OP(九龍・Super500)4日目は、各種目準々決勝が行なわれた。

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香港OP2018

男子シングルスは桃田賢斗と西本拳太(写真)が登場。インドネシアのジョナタン・クリスティと対戦した桃田は、第1ゲームで15-20と先にゲームポイントを握られるも、5連続ポイントで追撃し20オール。ここから桃田が23-22と逆転したが、意地を見せたジョナタンが24-22と再度ポイントを奪い返して第1ゲームを制した。

しかし、第2ゲーム以降は桃田のペース。21-9で取り返した桃田は、ファイナルゲームもそのままジョナタンを制圧。2−1で逆転勝利を飾り、準決勝進出を決めた。また、スリカンス・キダムビ(インド)との対戦となった西本は、第1ゲーム21-17で先制すると、第2ゲームも7連続ポイントで突き放し21-13で勝利。9月末の韓国OP以来となるベスト4進出を決めた。

香港OP2018

女子ダブルスは3ペアが準々決勝に進出しており、米元小春/田中志穂(右)と髙橋礼華/松友美佐紀が激突。第1ゲームを21-17で制した米元/田中は、第2ゲームも先行しながら試合を進め、最後は髙橋/松友の追走を振り切って21-18で勝利。準決勝進出を果たした。準々決勝を戦ったもう1組の福島由紀/廣田彩花は、インドネシアの2番手ペアを2−0で抑えてベスト4入りを決めている。

香港OP2018

2年前の香港OP覇者・男子ダブルスの園田啓悟/嘉村健士は、前週の中国OPで準優勝を飾っている譚強(タン・チャン)/何濟庭(ヘ・ジティン/中国)と対戦。第1ゲームから点の奪い合いとなった勝負を園田/嘉村が21-18で制すると、第2ゲームは15-9と園田/嘉村がリード。ここから中国ペアの猛追にあい19-18と1点差まで詰め寄られたが、最後は園田/嘉村がなんとか振り切って21-18。勢いあるペアを2−0のストレートで退けた園田/嘉村が、準決勝進出を決めた。

混合ダブルスは渡辺勇大/東野有紗と保木卓朗/永原和可那が対決。第1ゲームを渡辺/東野が21-13で制すると、第2ゲームも渡辺/東野が保木/永原の攻勢を抑えて21-19で勝利。混合ダブルスの第一人者が2−0で制し、準決勝に勝ち進んだ。女子シングルスは奥原希望がタイ選手を2−1で退け、準優勝を飾った前週中国OPに続き準決勝に進出した。山口茜はタイのラチャノック・インタノン(タイ)と対戦するも、0−2で封じられ準々決勝敗退となった。

日本選手の結果、準々決勝の対戦カードは以下の通り。

【男子シングルス】

桃田賢斗②〔22−24、21−9、21−9〕1●ジョナタン・クリスティ(インドネシア)64分

李卓耀(香港)②〔21−15、19−21、21−11〕1●サミール・バラマ(インド)73分

孫完虎(韓国)②〔21−16、21−14〕0●李東根(韓国)55分

西本拳太②〔21−17、21−13〕0●スリカンス・キダムビ(インド)44分

▼準決勝

桃田賢斗 − 孫完虎(韓国)

西本拳太 − 李卓耀(香港)

【女子シングルス】

ラチャノック・インタノン(タイ)②〔21−9、21−16〕0●山口茜41分

戴資穎(台湾)②〔18−21、21−9、21−14〕1●キャロリーナ・マリーン(スペイン)57分

成池鉉(韓国)②〔21−13、19−11、キケン〕0●何冰嬌(中国)38分

奥原希望②〔21−12、16−21、21−6〕1●ポンパウィ・チョチュウォン(タイ)52分

香港OP2018
ファイナル勝負となった戦いを制した奥原希望が準決勝に進出

▼準決勝

奥原希望 − 戴資穎(台湾)

成池鉉(韓国) − ラチャノック・インタノン(タイ)

【男子ダブルス】

セティアワン/アッサン(インドネシア)②〔21−19、21−14〕0●アストルップ/ラスムセン(デンマーク)33分

ギデオン/スカムルヨ(インドネシア)②〔20−22、21−9、21−15〕1●李龍大/金基正(韓国)70分

アルディアント/アルフィアン(インドネシア)②〔21−17、25−23〕0●李洋/李哲輝(台湾)46分

園田啓悟/嘉村健士②〔21−18、21−18〕0●譚強/何濟庭(中国)38分

▼準決勝

園田啓悟/嘉村健士 − アルディアント/アルフィアン(インドネシア)

セティアワン/アッサン(インドネシア)

【女子ダブルス】

李紹希/申昇瓚(韓国)②〔13−21、21−17、21−18〕1●プティタ/サプシリー(タイ)67分

福島由紀/廣田彩花②〔21−15、21−19〕0●ハリス/プラディプタ(インドネシア)52分

米元小春/田中志穂②〔21−17、21−18〕0●高橋礼華/松友美佐紀52分

ポリイ/ラハユ(インドネシア)②〔23−21、21−15〕0●李茵暉/杜玥(中国)

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福島由紀/廣田彩花(右)世界ランク1位の貫禄を示して勝利

▼準決勝

米元小春/田中志穂 − 李紹希/申昇瓚(韓国)

福島由紀/廣田彩花 − ポリイ/ラハユ(インドネシア)

【混合ダブルス】

王懿律/黄東萍(中国)②〔21−14、14−21、21−14〕1●ジョルダン/オクタビアニ(インドネシア)53分

渡辺勇大/東野有紗②〔21−13、21−19〕0●保木卓朗/永原和可那35分

デチャポル/サプシリー(タイ)②〔21−12、15−21、21−13〕1●ファイザル/ウィジャヤ(インドネシア)60分

李洋/許雅晴(台湾)②〔21−16、21−14〕0●ニピフォン/サビツリー(タイ)40分

▼準決勝

渡辺勇大/東野有紗 − 李洋/許雅晴(台湾)

王懿律/黄東萍(中国) − デチャポル/サプシリー(タイ)

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2018/11/17
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