【香港OP】福島&廣田、髙橋&松友らがベスト8進出!<3日目>

11月15日に開催されたBWFワールドツアー・香港OP(九龍・Super500)3日目は、各種目2回戦が行なわれた。

初日の結果はこちら/2日目の結果はこちら

香港2018

今年のワールドツアー・Super500以上の大会は、現在開催中の香港OPが最後。12月に行なわれるワールドツアーファイナル(中国・広州)の出場に関わる争いが繰り広げられる中、多くの日本選手が準々決勝に進出した。福島由紀/廣田彩花(写真右)、髙橋礼華/松友美佐紀、米元小春/田中志穂の3組が勝ち上がっている女子ダブルスは、その3ペアがしっかり勝利。福島/廣田、米元/田中はファイナル勝負となった戦いを制し、髙橋/松友は韓国のベテランペアを2−0で退けた。女子シングルスの山口茜と奥原希望は、ともに中国の若手を2−0で封じ、こちらもベスト8進出を決めた。 香港2018

男子シングルスは桃田賢斗(写真)と常山幹太の日本人対決となり、桃田が勝利。第1ゲームは常山が21-17で奪ったが、続くゲームは桃田が取り返す。最終ゲームも15オールまで競ったが、最後は桃田が5連続ポイントで抜け出し、ベスト8入りを決めた。また、西本拳太はタイの2番手選手を2−1で退けている。

香港2018男子ダブルスは、園田啓悟/嘉村健士(写真左)、井上拓斗/金子祐樹が日本人対決を繰り広げ、園田/嘉村が19本、19本で制してベスト8入り。中国の勢いのある若手ペアと対戦した保木卓朗/小林優吾は、第1ゲーム20-22と接戦を展開したが、第2ゲームは15-21で落とし準々決勝には勝ち進めなかった。混合ダブルスは、渡辺勇大/東野有紗が韓国OP優勝の何濟庭(ヘ・ジティン)/杜玥(ドゥ・ユェ/中国)を17本、12本に抑えて勝利をつかんだほか、保木卓朗/永原和可那と小林優吾/米元小春の対決は、保木/永原が2−1で制している。

日本選手の結果、準々決勝の対戦カードは以下の通り。

【男子シングルス】

桃田賢斗②〔17−21、21−17、21−16〕1●常山幹太68分

西本拳太②〔16−21、21−6、21−13〕1●カンタフォン・ワンチョレン(タイ)62分

香港2018
常山幹太は世界ランク1位の桃田賢斗とファイナル勝負を演じたが、終盤に連続ポイントを許して上位進出はならず

▼準々決勝

桃田賢斗 − ジョナタン・クリスティ(インドネシア)

サミール・バラマ(インド) − 李卓耀(香港)

李東根(韓国) − 孫完虎(韓国)

西本拳太 − スリカンス・キダムビ(インド)

【女子シングルス】

奥原希望②〔21−17、21−9〕0●高昉潔(中国)36分

山口茜②〔21−19、21−11〕0●韓悦(中国)29分

香港2018
前週の中国OPで2位に入った奥原希望が、好調ぶりを発揮して2−0で勝利

▼準々決勝

山口茜 − ラチャノック・インタノン(タイ)

戴資穎(台湾) − キャロリーナ・マリーン(スペイン)

何冰嬌(中国) − 成池鉉(韓国)

奥原希望 − ポンパウィ・チョチュウォン(タイ)

【男子ダブルス】

保木卓朗/小林優吾●0〔20−22、15−21〕②譚強/何濟庭(中国)36分

園田啓悟/嘉村健士②〔21−19、21−19〕0●井上拓斗/金子祐樹40分

香港2018
園田/嘉村との勝負に敗れた井上(右)/金子。2ゲームとも激しいポイントの奪いとなったが、最後は相手に押し切られた

▼準々決勝

セティアワン/アッサン(インドネシア) − アストルップ/ラスムセン(デンマーク)

ギデオン/スカムルヨ(インドネシア) − 李龍大/金基正(韓国)

アルディアント/アルフィアン(インドネシア) − 李洋/李哲輝(台湾)

園田啓悟/嘉村健士 − 譚強/何濟庭(中国)

【女子ダブルス】

米元小春/田中志穂②〔21−13、16−21、23−21〕1●チャニット/ファタイマス(タイ)83分

髙橋礼華/松友美佐紀②〔21−14、24−22〕0●鄭景銀/張藝娜(韓国)47分

福島由紀/廣田彩花②〔21−17、16−21、21−14〕1●董文静/馮雪穎(中国)

▼準々決勝

李紹希/申昇瓚(韓国) − プティタ/サプシリー(タイ)

福島由紀/廣田彩花 − ハリス/プラディプタ(インドネシア)

米元小春/田中志穂 − 高橋礼華/松友美佐紀

ポリイ/ラハユ(インドネシア) − 李茵暉/杜玥(中国)

【混合ダブルス】

渡辺勇大/東野有紗②〔21−17、21−12〕0●何濟庭/杜玥(中国)32分

保木卓朗/永原和可那②〔21−12、16−21、21−14〕1●小林優吾/米元小春42分

▼準々決勝

ジョルダン/オクタビアニ(インドネシア) − 王懿律/黄東萍(中国)

保木卓朗/永原和可那 − 渡辺勇大/東野有紗

デチャポル/サプシリー(タイ) − ファイザル/ウィジャヤ(インドネシア)

李洋/許雅晴(台湾) − ニピフォン/サビツリー(タイ)

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2018/11/16
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