11月13日に開催されたBWF主催の世界ジュニア2018(カナダ・マーカム)個人戦の2日目は、各種目1、2回戦が行なわれた。
団体戦で銅メダルを獲得した日本勢は個人戦に入ってもその勢いを保って勝ち星を上げている。男子シングルスでは、今年10月のユースオリンピック(アルゼンチン)で銅メダルを獲得した奈良岡功大や秦野陸、一井亮太(写真)の3選手が勝ち上がり3回戦に進出。男子ダブルスでも、団体戦の主軸を担った中山裕貴/緑川大輝らが2回戦を快勝。河村翼/川本拓真、加藤太基/武井優太らも3回戦に勝ち進んでいる。
女子シングルスでは、アジアジュニアU19銅メダルの水井ひらり(写真)、全日本ジュニアを1年生ながら制覇した郡司莉子が2回戦を突破。ダブルスは団体戦メンバーの齋藤夏/福本真恵七や、吉田瑠実/内山智尋が3回戦へと駒を進めている。
12、13日の日本選手の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
▼1回戦(12日)
加藤太基②〔21−11、21−19〕0●U Min JEONG(韓国)37分
秦野陸②〔21−17、11−21、21−11〕1●Cristian SAVIN(モルドバ)42分
奈良岡功大②〔21−11、21−12〕0●Rui TREMOCEIRO(ポルトガル)26分
一井亮太②〔21−6、21−5〕0●Árant Á MÝRINI(フェロー諸島)15分
▼2回戦(13日)
加藤太基●0〔19−21、18−21〕②Arnaud MERKLE(フランス)40分
一井亮太②〔14−21、21−16、21−17〕1●Peter YAN(オーストラリア)44分
秦野陸②〔21−7、21−13〕0●Anthony NGUYEN(カナダ)22分
奈良岡功大②〔21−15、21−10〕0●Yanis GAUDIN(フランス)32分
【女子シングルス】
▼1回戦(12日)
郡司莉子②〔21−8、21−6〕0●Valyeriya MASAYLO(ウクライナ)19分
染谷菜々美●1〔16−21、21−19、17−21〕②PARK Ga Eun(韓国)57分
高橋美優②〔21−8、21−5〕0●Yue YANG CAO(ペルー)23分
▼2回戦(13日)
郡司莉子②〔16−21、21−15、21−12〕1●Stephanie WIDJAYA(インドネシア)57分
水井ひらり②〔21−10、21−13〕0●Marion LE TURDU(フランス)22分
高橋美優●0〔21−23、18−21〕②Line CHRISTOPHERSEN(デンマーク)31分
【男子ダブルス】
▼1回戦(13日)
河村翼/川本拓真②〔21−9、21−13〕0●BARRUETO DEZA/SUBAUSTE TOKUMURA(ペルー)21分
▼2回戦
中山裕貴/緑川大輝②〔21−6、21−9〕0●DE LA OLIVA ALZAMORA/MACIAS(ペルー)20分
河村翼/川本拓真②〔21−15、21−10〕0●NORDEN/ØSTHASSEL(ノルウェー)24分
加藤太基/武井優太②〔21−13、21−10〕0●LEE/LEONG(マカオ)22分
【女子ダブルス】
▼1回戦(13日)
木村早希/大石悠生●0〔13−21、19−21〕②JEONG/PARK(韓国)39分
▼2回戦
吉田瑠実/内山智尋②〔21−12、21−10〕0●SJOO/URELL(スウェーデン)24分
齋藤夏/福本真恵七②〔21−8、21−13〕0●LUGTERS/TIRTOSENTONO(オランダ)27分
【混合ダブルス】
▼1回戦(12日)
武井優太/吉田瑠実②〔21−10、23−21〕0●KICKLITZ/NGUYEN(ドイツ)34分
河村翼/内山智尋②〔21−18、21−5〕0●LEAL/SOLIS(スペイン)21分
◆日本選手団
【選手】
中山裕貴、緑川大輝、加藤太基、武井優太(埼玉栄高3年)
一井亮太(水島工高3年)
奈良岡功大(浪岡高2年)
河村翼、川本拓真、秦野陸(埼玉栄高2年)
水井ひらり、福本真恵七(ふたば未来学園高3年)
吉田瑠実、齋藤夏(埼玉栄高3年)
木村早希、大石悠生(青森山田高3年)
染谷菜々美、内山智尋(ふたば未来学園高2年)
高橋美優(青森山田高1年)
郡司莉子(八代白百合学園高1年)
【スタッフ】
団長:田部井秀郎(日本協会ジュニア強化部長)
総監督:長谷川博幸(日本ジュニア強化部ヘッドコーチ)
男子監督:友金幸雄(日本協会ジュニア強化部員)
女子監督:明神憲一(日本協会ジュニア強化部員)
男子コーチ:林貴昭(日本協会ジュニア強化部員)
女子コーチ:井田貴子(日本協会ジュニア強化部員)
トレーナー:升巴七都希(株式会社ロコ・ケア)
映像分析:萩森涼(JSCハイパフォーマンスサポート事業スタッフ)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO