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【中国OP】桃田、奥原、松本&永原が決勝に進出!<準決勝>

11月10日に開催されたBWFワールドツアー・中国OP(福州/Super750)5日目は、各種目準決勝が行なわれた。

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男子ダブルスを除く4種目で準決勝に勝ち残った日本。男子シングルスは今季ワールドツアーSuper500以上で3優勝(インドネシアOP、ジャパンOP、デンマークOP)の桃田賢斗(写真)が、中国の諶龍(チェン・ロン)と対戦した。

序盤からポイントの奪い合いとなった勝負は、諶龍が第1ゲームを先制。しかし、第2ゲームは桃田が21-17で奪い返し、勝負の行方はファイナルゲームに持ち越される。その最終ゲームは、中盤で抜け出した諶龍が13-9としたが、桃田が巻き返して17-14と逆転。ここから17オールにされた桃田だったが、4連続得点で一気に突き放し勝利。フランスOP準決勝で敗れている諶龍にリベンジを果たし、決勝進出を決めた。その決勝では、デンマークOP決勝でも対戦している周天成(チョウ・ティエンチェン・台湾)と優勝を争う。

女子ダブルスは世界選手権優勝の松本麻佑/永原和可那(写真前)が、韓国の金昭英(キム・ソヨン)/蔡侑玎(チェ・ユチョン)を2−0のストレートで退けた。接戦となった第1ゲームを24-22で制した松本/永原は、続く第2ゲームも5連続得点などでリードを奪い、最後は21-16で勝利をつかんだ。もう一つの準決勝に登場した髙橋礼華/松友美佐紀は、第1ゲームを16-21で失うと、第2ゲームも12-21で敗戦。10月の欧州遠征ではベスト16(デンマークOP)、ベスト8(フランスOP)に終わっていた二人だが、しっかりベスト4の成績を残している。

混合ダブルスの渡辺勇大(写真前)/東野有紗は、中国の王懿律(ワン・イーリュ)/黄東萍(ファン・ドンピン)と対戦。今季4連敗中の相手に対し、第1ゲームを14本に抑えられた渡辺/東野。第2ゲームは相手に大きく点差をつけられ6-21。全英OP優勝以来の決勝進出はならなかったが、今季4度目のベスト4に入った。

女子シングルスの奥原希望は、地元中国の何冰嬌(ヘ・ビンジャオ)と激突。8月のアジア大会(インドネシア)の団体戦、個人戦で連勝を飾っている奥原は、アウエーでの戦いにも屈せず第1ゲームを21-13で先取。第2ゲームもリードを保って試合を進めた奥原が、21-13で勝利し決勝進出。決勝は世界女王のキャロリーナ・マリーン(スペイン)を破った陳雨菲(チェン・ユーフェイ)と激突する。

日本選手の結果、11日決勝戦の対戦カードは以下の通り。

【男子シングルス】

桃田賢斗②〔19−21、21−17、21−17〕1●諶龍(中国)97分

周天成(台湾)②〔21−11、21−10〕0●石宇奇(中国)35分

▼決勝

桃田賢斗 − 周天成(台湾)

【女子シングルス】

陳雨菲(中国)②〔11−21、21−15、21−13〕1●キャロリーナ・マリーン(スペイン)65分

奥原希望②〔21−13、21−13〕0●何冰嬌(中国)39分

▼決勝

奥原希望 − 陳雨菲(中国)

【男子ダブルス】

譚強/何濟庭(中国)②〔21−14、21−15〕0●セティアワン/アッサン(インドネシア)35分

ギデオン/スカムルヨ(インドネシア)②〔17−21、21−18、21−14〕1●張楠/劉成(中国)65分

▼決勝

ギデオン/スカムルヨ(インドネシア) − 譚強/何濟庭(中国)

【女子ダブルス】

松本麻佑/永原和可那②〔24−22、21−16〕0●金昭英/蔡侑玎(韓国)48分

李紹希/申昇瓚(韓国)②〔21−16、21−12〕0●髙橋礼華/松友美佐紀43分

髙橋礼華/松友美佐紀(左)は1月のマレーシアマスターズでも敗れた相手に0−2で敗戦。今季2連敗となった

▼決勝

松本麻佑/永原和可那 − 李紹希/申昇瓚(韓国)

【混合ダブルス】

王懿律/黄東萍(中国)②〔21−14、21−6〕0●渡辺勇大/東野有紗46分

鄭思維/黄雅瓊(中国)②〔21−12、21−12〕0●何濟庭/杜玥(中国)24分

▼決勝

鄭思維/黄雅瓊(中国) − 王懿律/黄東萍(中国)

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

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