11月5日にカナダ・マーカムで世界ジュニア2018が開幕した。各国のトップジュニアが参戦し、ジュニア世代の世界一を競うこの大会は、期間の前半に団体戦を実施し、後半で個人戦が行なわれる。ここ数年で日本は団体、個人ともにメダルを獲得。前回は男子ダブルスで金子真大/久保田友之祐(当時ふたば未来学園高3年)が金メダルを手にするなど、上位常連国として大会に挑んでいる。
6日間に渡って繰り広げられる団体戦は、男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスの5種目で争うスディルマン杯方式で行なわれ、5大会連続で団体銅メダルを獲得している日本は、グループCでタイ、南アフリカ共和国、モンゴル、ペルーと同じ組に入った。決勝トーナメントには、予選リーグで1位となった国・地域が進出する。強豪・タイとの勝負が、上位進出への大きなカギとなりそうだ。
5日に行なわれたリーグ初戦、日本はモンゴルと対戦。日本は格下となる相手に対し、5試合すべて2−0のストレートで勝利を飾り、チームとして白星発進を決めた。6日はペルー、南アフリカ共和国と対戦する。
日本の結果は以下の通り。
※過去の世界ジュニア関連の記事は こちら
【グループC】
日本(1勝)5−0モンゴル(1敗)
XD武井優太/吉田瑠実 ②−0 BATBAYAR/GOMBODORJ
MS一井亮太 ②−0 Sumiyasuren ENKHBAT
WS高橋美優 ②−0 Munkhnar LKHAGVASUREN
MD中山裕貴/緑川大輝 ②−0 ENKHBA/GOMBODORJ
WD齋藤夏/福本真恵七 ②−0BATBAYAR/LKHAGVASUREN
◆日本選手団
【選手】
中山裕貴、緑川大輝、加藤太基、武井優太(埼玉栄高3年)一井亮太(水島工高3年)奈良岡功大(浪岡高2年)河村翼、川本拓真、秦野陸(埼玉栄高2年)水井ひらり、福本真恵七(ふたば未来学園高3年)吉田瑠実、齋藤夏(埼玉栄高3年)木村早希、大石悠生(青森山田高3年)染谷菜々美、内山智尋(ふたば未来学園高2年)高橋美優(青森山田高1年)郡司莉子(八代白百合学園高1年)
【スタッフ】
団長:田部井秀郎(日本協会ジュニア強化部長)
総監督:長谷川博幸(日本ジュニア強化部ヘッドコーチ)
男子監督:友金幸雄(日本協会ジュニア強化部員)
女子監督:明神憲一(日本協会ジュニア強化部員)
男子コーチ:林貴昭(日本協会ジュニア強化部員)
女子コーチ:井田貴子(日本協会ジュニア強化部員)
トレーナー:升巴七都希(株式会社ロコ・ケア)
映像分析:萩森涼(JSCハイパフォーマンスサポート事業スタッフ)
文/バドミントン・マガジン編集部