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【モニター企画】ザムストの新世代サポーター「フィルミスタ」シリーズとは?~第2回

7月に新発売された、ザムストのサポーター「FILMISTA(フィルミスタ)」シリーズ。フィルムのような薄さでありながら安定感もある、革命的進化を遂げた新世代のサポーターだ。
ザムストからの提供により、ふくらはぎ、太もも、手首用のサポーターを、一般プレーヤーに試してもらう企画が実現。「ザムスト」を展開する日本シグマックススタッフが、それぞれに合うサポーターを計測して渡し、3週間試してもらった(第1回の記事はこちら)。
今回は3週間の使用を終えて、各モニターに聞いた感想を紹介しよう(取材日/10月23日)。

今回、モニターとして協力いただいた4人。左から、藤本さん、斎藤さん、佐々木さん、野本さん。持っているのは、それぞれ使用したサポーター
今回、モニターとして協力いただいた4人。左から、藤本さん、斎藤さん、佐々木さん、野本さん。持っているのは、それぞれ使用したサポーター

斎藤美由紀さん
【使用サポーターの部位】手首(フィルミスタ リスト)
【使用時間】約35時間
「練習するとき毎回つけました。柔らかいので、つけている感じがない。といって、固定されていないわけではない。きつく締めたりゆるめたりと調節できて、とてもよかったです。以前、使っていたザムストの手首サポーターは、ガッチリ硬くて固定感はありましたが、ずっとつけるなら、柔らかいフィルミスタのほうが気軽に使えるかなと感じました。
実際にプレーしてみての感触は、『つけていなければ痛くなっていたかもしれないところが、サポートされている』。負担がかかるところを、サポートしてくれる感覚はありました。テーピングを買うとけっこう高くつくけど、これは柔らかいし、テーピングの長く使えるバージョンと考えると、すごくいいと思います。
要望としては、ガッチリ固めるタイプとフィルミスタ、その中間があってもいいのかなと思いました」

佐々木ひと美さん
【使用サポーターの部位】太もも(フィルミスタ サイ)
【使用時間】約52時間
「『サポーターはゴツい』というイメージでしたが、とても薄くて、短パンに引っかかることもなく、どんな動きも妨げることなく、つけていることを本当に忘れるぐらいの装着感でした。といって、上下にずれることもない。よく痛みが出るのが左の股関節なので、なるべく上のほうにつけてみたところ、疲れにくい感じがしました。
使ったあとは、毎回、ネットに入れて洗濯しました。型崩れしたり、ほつれたりすることは一切なし。薄くて乾きやすいのも、すごくいいなと思いました。テーピングより断然楽だし、今後ケガをしたら、ぜひ買いたいですね。モニター期間中、テニスをやっている母親が、ふくらはぎに肉離れを起こしかけていたので、フィルミスタをすすめたんです。そうしたら本当に買って使って、『薄くていいね』といっていました」

野本剛さん
【使用サポーターの部位】ふくらはぎ(フィルミスタ カーフ)
【使用時間】約30時間
「ふくらはぎを肉離れして間もなかったので、日常生活でつけていました。仕事中、動かなければいけないときも、痛みが軽減されていたかなと思います。階段の昇り降り、とくに降りるときに痛みが出なくて、これは楽だなあと感じていました。締めつけられる感じはあるけど、薄いからうっとうしさはまったくなくて、ズボンの中で引っかかることもなかったです。
運動はジョギングが中心でしたが、動きに制限があるような感覚も一切なかったです。ただ、両足に同じ圧がかかるソックスタイプのものを長く着用しているので、片足だけというのにちょっと違和感はありました。慣れれば、それもなくなるかもしれませんが。  これまでサポーターを使ったことはありませんでしたが、予防という意味も含めて、持っていていい商品かなと思います。テーピングは1回使ったら終わりなので、こっちのほうがいいですね」

藤本ホセマリさん
【使用サポーターの部位】ふくらはぎ(フィルミスタ カーフ)
【使用時間】約5時間(バドミントンを指導しているときも着用)
「Lサイズのものを使いましたが、ふくらはぎの一番太いところがいっぱいいっぱいな感じで、かなり引っ張ってつけていました。バドミントン選手はふくらはぎが太い人が多いので、Lだと小さいと感じる人が出てくるかもしれませんね。
以前、ザムストのヒザ用サポーターを使ったことがありますが、シューズを履かない状態で着脱するタイプでした。フィルミスタは、そういうわずらわしさがなくていいですね。ゴツいサポーターだと動いていて気になることもあるので、薄いのはいいことだと思います。
それから、サポーターは臭いが気になったりするので、パッドが取り外せること、ドラム式洗濯機で洗濯・乾燥しても大丈夫だったのも、いいなと思いました。コストパフォーマンスもいいし、テーピングより手軽。テーピングはうまくいかないと一からやり直しだけど、これは巻き直せばいいだけですからね。試合中にパッとつけられるし、あると助かるアイテムだと思います」

モニターの皆さんにはアンケートにも答えてもらったが、商品に対する評価は高かった

▼担当ライターより
フィルミスタを実際にさわらせてもらっての感想は、「薄い! 柔らかい!」。これで固定できるのだろうか…、と思いましたが、まったくの杞憂だったようです。
自分自身、現役のレディースプレーヤーで、サポーターは欠かせません。今回、太もも用(フィルミスタ サイ)を試してみて、固定力に驚きました。タイツの上から巻いたのですが、ずり落ちることもなく、しっかりガッチリ締め付けられていました。その上で、「短パンに引っかからない」という佐々木さんの感想は、非常に重要なポイント。日常生活でも気にならなかったという野本剛さんの体験は、仕事ありきの一般プレーヤーには大事なことです。
藤本ホセマリさんがあげた「臭い」も気になるところ。汗まみれになっちゃったけど、洗濯して大丈夫かな…、と迷う人は多いと思います。
今回は3つの部位を使用する企画でしたが、どの商品に対しても高い評価が出ていました。フィルミスタのシリーズとしては、すでに足首用も発売されており、下半身のコンディショニングを意識するユーザーを、文字通り強力に“サポート”してくれるアイテムだといえるでしょう。

*フィルミスタ公式サイトはこちら
*ザムスト公式サイトはこちら

取材・文/平田美穂、バドミントン・マガジン編集部

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