10月25日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。デンマークOP(Super750)のポイントが加算されたことにより、上位陣に順位の変動があった。
【男子シングルス】
9月27日付で世界ランク1位に輝いた桃田賢斗(写真)が、首位をしっかりキープしている。今回のデンマークOPでも優勝を果たし、1万1000ポイントを獲得。WRポイントを9万2607ポイントとして、2位の石宇奇(シー・ユーチー/中国)と1万ポイント以上の差をつけている。今後の結果次第では、10万ポイントの大台も見えてきている。
長く1位を守ってきたビクター・アクセルセン(デンマーク)は、なかなか好結果を残せず、3位から4位に後退。そのアクセルセンに変わって、デンマークOP準優勝の周天成(チョウ・ティエンチェン/台湾)が3位に浮上している。
日本勢に大きな変動はなく、西本拳太が10位、常山幹太が19位をキープ。坂井一将(33位)、五十嵐優(37位)と続いている。
男子シングルスの順位は こちら
【女子シングルス】
首位を独走する戴資穎(タイ・ツーイン/台湾/写真)は、デンマークOP優勝で高ポイントを獲得。これにより、WRポイントがついに10万ポイント超えた。2位を守ってきた山口茜は、プサルラ・V.シンドゥ(インド)に601ポイント差で逆転され、3位に後退している。元世界ランク1位のキャロリーナ・マリーン(スペイン)は、今年7月末のWRランクこそ8位だったが、じわじわと順位を上げて4位に浮上している。
山口とともにトップ10内をキープする奥原希望(写真)は、デンマークOP8強のポイントを加算し順位を一つ上げて6位。日本3番手以降は、髙橋沙也加が13位、大堀彩が15位と前週と順位は変わらなかったが、トップ20内を守っていた佐藤冴香が、4ランクダウンの21位に後退。続く三谷美菜津(23位)とのポイント差が詰まっている。
女子シングルスの順位は こちら
文/バドミントン・マガジン編集部