「一緒に、未来の“ヒーロー”をめざそう!」
ウイルソンがジュニアを対象にした
新プロジェクトをスタート!
構成/編集部 写真/阿部卓功
競技実績や年数、実力のレベルはいっさい関係なし。すべてのバドミントンジュニアが対象だ。無限の可能性を秘めている年代だからこそ、「本物」を提供したい――。そんな画期的なプロジェクトがこの秋、立ち上げられる。
ウイルソンと池田氏がタッグ
日本人選手の目覚ましい活躍で、多くの注目を集めるようになったバドミントン。その中で、「もっと多くの人がバドミントンとふれあう機会を作りたい」「実力のレベルにかかわらず“本物”を体感してほしい」という池田信太郎氏と、多くのトップアスリートをサポートするスポーツブランド・ウイルソンの考えが一致。新たなプロジェクトをスタートさせる。
その名は、「NEXT HERO PROJECT」。2007年世界選手権銅メダリストで、北京・ロンドンと2度の五輪出場経験を持つ池田氏を中心としたスタッフが、小学生を直接指導する。最初のイベントとして決定しているのが、11月に行なわれるキャンプ(囲み参照)。その後、一日単位でのイベントも企画中とのことだが、その目的は、トップアスリートの育成ではない。
「子どもたちにスポーツを教えるうえで一番大切なのは、技術の上達や勝利至上主義じゃない。自分の目標に向かって、一生懸命に取り組む姿勢を作ることがゴールです。うまくなりたいという気持ちはもちろん大事にしたいけど、バドミントンの技術を教えるだけのプログラムにするつもりはありません。目標に向かって努力する心を養い、人として成長する機会を提供します」(池田氏)
全国レベルも、初心者も!
今回のキャンプの参加条件は、「自分の意思で参加したい! と決められた子どもたち」。全国大会出場経験者も初心者も、分け隔てなく募る。その日に初めてラケットを握る子の中にも、“原石”はいるに違いない。
「思い通りに打てなくても、うまくなるために努力すること。一つのことに向かう姿勢が大事なんです。それがバドミントンではなく、ほかの競技に変わってもいい」と池田氏。キャンプに参加したことが、今後の人生において強いモチベーションになるように、池田氏とウイルソンは並々ならぬ決意でプロジェクトを推し進めていくつもりだ。
それにしても、本当に初心者でもいいのだろうか…? そう尋ねると、池田氏は笑顔でこう答えた。
「僕の中では、バドミントンがうまい人がヒーローじゃない。自分の意思で競技に向き合い、世の中のいろいろな価値観を受け入れながら、強い心で成長していける人。それこそが、本当のヒーローだと思うんです。そんな子どもが、少しでも増えてくれればいいなと思っています」
自分の意思でチャレンジする勇気ある子どもたちを、世界を知る大人が育てる本気のプロジェクト。次世代のヒーローが、ここから生まれる!
参加者募集中!!
ネクスト・ヒーローズ・グロース・キャンプ
池田信太郎&ウイルソンによる
長野県白馬村で2泊3日の“ジュニアキャンプ”開催決定!!
◇開催日程:2018年11月23日(金)~25日(日)
◇募集対象:小学校3年生~6年生
◇参加料(1名):50,000円(税抜)
*集合場所からの交通費、宿泊費、食費、体育館、施設使用料、ウイルソンキャンプサポート、ウイルソンHERO’Sサポートすべて含む
◇出発地(下記集合場所よりチャーターバスで白馬へ)
新宿駅、大宮駅、横浜駅、千葉駅、金沢駅(石川県)、富山駅(富山県)
◇募集条件:自分の意思で「参加したい!」と決められた子どもたち
*全国経験者から初心者まですべてのバドミントンジュニアが対象
◇開催場所:長野県白馬村
◇プロジェクトリーダー&サポート
池田信太郎、米元陽花、そのほか元日本代表&S/Jリーガ―
◇募集人数:120名
*同性の2名でのお申し込みを推奨します
※キャンプの詳細、申し込みはこちら(ウイルソンHP)