9月18日に開幕したBWFワールドツアーの中国OP(常州・Super1000)。ワールドツアーの中でも格付けの高いSuper1000(全英OP、インドネシア、中国OP)の大会に、世界のトップランカーが集結。日本からも先週のジャパンOPで優勝を飾った桃田賢斗、福島由紀/廣田彩花らが参戦している。大会初日は、各種目1回戦の途中までが行なわれた。
初日の女子シングルス1回戦を勝ち上がったのは、ジャパンOPベスト4に入った大堀彩と山口茜(写真)。大堀は日本で好成績を収めたよい流れをキープして、台湾選手に2−0で快勝。山口はゴー・ジンウェイ(マレーシア)とのファイナル勝負を21-15で制して2回戦に駒を進めた。女子ダブルスでは髙橋礼華/松友美佐紀、米元小春/田中志穂の2組がコートに立ち、ともにランキングで格下のペアを2−0で一蹴している。
園田啓悟/嘉村健士、遠藤大由/渡辺勇大、保木卓朗/小林優吾が出場した男子ダブルスは、3ペアともファイナルゲームにもつれた試合を制することができず、初戦敗退の結果に。混合ダブルスはジャパンOPベスト4の渡辺勇大/東野有紗が、インドネシアペアを2−1で抑えて2回戦へ。金子祐樹/松友美佐紀、保木卓朗/米元小春は、それぞれ世界ランク上位の強敵ペアに敗れている。なお、初日に開催された男子シングルス1回戦は、日本選手の試合はなく、大会2日目の1回戦から世界王者で、先週のジャパンOPで優勝を飾った桃田賢斗らが登場する。
18日に行なわれた1回戦の結果、19日1回戦の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼1回戦(9月19日)
常山幹太 − ジョナタン・クリスティ(インドネシア)
西本拳太 − 坂井一将
桃田賢斗 − ブリース・レベルデス(フランス)
【女子シングルス】
大堀彩②〔21−11、21−18〕0●白馭珀(台湾)34分
佐藤冴香●0〔17−21、9−21〕②陳雨菲(中国)26分
川上紗恵奈●0〔15−21、13−21〕②プサルラ・V.シンドゥ(インド)26分
山口茜②〔23−21、12−21、21−15〕1●ゴー・ジンウェイ(マレーシア)49分
▼1回戦(9月19日)
奥原希望 − ミッシェル・リー(カナダ)
髙橋沙也加 − カースティ・ギルモア(スコットランド)
【男子ダブルス】
保木卓朗/小林優吾●1〔16−21、21−18、18−21〕②譚強/何濟庭(中国)40分
園田啓悟/嘉村健士●1〔22−20、15−21、15−21〕②アルディアント/アルフィアン(インドネシア)48分
遠藤大由/渡辺勇大●1〔18−21、21−17、11−21〕②アストルップ/ラスムセン(デンマーク)60分
▼1回戦(9月19日)
井上拓斗/金子祐樹 − カランダスワルディ/プラタマ(インドネシア)
【女子ダブルス】
米元小春/田中志穂②〔21−4、21−5〕0●A・リー/S・リー(アメリカ)16分
髙橋礼華/松友美佐紀②〔21−9、21−9〕0●ボロトワ/デフレトワ(ロシア)21分
▼1回戦(9月19日)
福島由紀/廣田彩花 − アワンダ/イストラニ(インドネシア)
松本麻佑/永原和可那 − 許雅晴/呉玓蓉(台湾)
福万尚子/與猶くるみ − 湯金華/于小含(中国)
【混合ダブルス】
金子祐樹/松友美佐紀●0〔7−21、16−21〕②アーマド/ナトシール(インドネシア)22分
保木卓朗/米元小春●0〔17−21、12−21〕②王懿律/黄東萍(中国)27分
渡辺勇大/東野有紗②〔22−20、16−21、21−16〕1●ファイザル/ウィジャヤ(インドネシア)52分
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO