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【ジャパンOP】「1点の重みを感じた試合でした(高橋礼)」<選手コメント-2>

9月13日に開催されたダイハツ・ヨネックスジャパンOP(東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ/Super750)は、3日目に各種目の2回戦が行なわれた。ここでは、シングルスに出場した髙橋礼華/松友美佐紀、福島由紀/廣田彩花のコメントを紹介しよう。

初日の結果はこちら/2日目の結果はこちら

3日目の結果 シングルスダブルス

選手コメント:初日2日目−12日目−2

3日目-13日目-2

髙橋礼華(右)/松友美佐紀(日本ユニシス)

結果:李茵晖/杜玥(中国)に1−2で敗れ、2回戦敗退

髙橋「2ゲーム目に簡単なミスをしてしまったり、決め急いでしまったりということが多かったと思います。それに“ここを取っておけば、このゲームを取れていたのに”という部分も多かったかなと。そういう部分を少なくしていかないと、勝てる試合も勝てない。1点の重みを感じた試合でした。

練習でも試合を想定して“この1点は大事”と考えながら練習をしていますが、いざ本番になると気持ちや状態も違ってくる。今年に入って大会数が多く、負ける相手や対戦する相手も同じになって、ワクワクする気持ちが少なくなっています。もうちょっと楽しんでできたらいいなとは思いますが、そうした気持ちをずっと持ち続ける難しさも感じています」

松友「2ゲーム目に決め急いで、競った展開になってしまい、そこから相手の好きな形になってしまったかなと思います。中国のペアは、どのペアも常に強くなるためにいろいろな取り組みをしていたり、試合の中でもコーチからの指示でプレーをガラッと変えられる力があったり、どんどんよくなっていく。今日の相手には初めて負けたのですが、私たちも中国ペアにやられたりやり返したりしながら、強くなってきたので、また自分たちもしっかり練習し直して、次はリベンジできるように頑張りたいと思います」

福島由紀(左)/廣田彩花(再春館製薬所)

結果:張藝娜/鄭景銀(韓国)に2−1で勝利し、準々決勝進出

福島「今大会の初戦でしたが、いろいろな人の試合を見てシャトルが飛ばないという印象で、それを想定してコートに入りました。思った以上にシャトルが飛ばなかったですね。その中で我慢しながら勝ち切ったことはよかったかなと思います。

シャトルが飛ばない中で、どうにか前衛に捕まえてもらいたいというのがあり、自分はそういう球出しをしようと思いましたし、廣田がしっかり前にいってくれたので、そこがよかったかなと。ホームゲームなので、いろんな方に自分たちのプレーを見てもらいたいし、またそれが、気持ちが上がる要因にもなります。空回りしないように、うまく調整していきたいです」

廣田「第2ゲームはミスが出てしまったのですが、ファイナルゲームでしっかり気持ちを切り替えてやれたことはよかったです。2ゲーム目は(ロブを)上げることが多くなって相手に攻められすぎていた部分があったので、自分たちから攻め続けることを意識しました。ホームゲームなので、もちろん優勝を目標にしていますが、自分たちらしいプレーを見せたいですし、一戦一戦しっかり戦っていくことが大事かなと思います」

取材・構成/田辺由紀子

写真/菅原 淳

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