【全中2018】女子も猪苗代が完全V!杉山、小野&田部が優勝!<女子個人>

8月21日に開催された48回全国中学校大会(山口県・維新百年記念公園スポーツ文化センター)の個人戦最終日は、男女決勝戦までが行なわれた。ここでは女子シングルス・ダブルスの結果をお伝えしよう。

【女子シングルス】

準決勝まで勝ち上がったのは久湊菜々(桜田)、金廣真季(柳井)、舛木さくら(陽北)、杉山薫(猪苗代)の4名。久湊と金廣の準決勝は、久湊が2-0のストレートで下し決勝に進出。舛木と杉山の勝負は、第1ゲーム24-22の接戦を制した杉山が第2ゲームをペースを握って勝利。決勝戦に勝ち進んだ。

久湊と杉山の決勝戦は、杉山が先行した。第1ゲームで21-12で奪うと、第2ゲームも終始リードを保ち6本に抑えて快勝。昨年は2年生でベスト8に入った杉山が、成長の証となる全国優勝のタイトルをがっちりつかんだ。

▼準々決勝

久湊菜々(愛知・桜田)②〔21−16、21−18〕0●倉島美咲(埼玉・埼玉栄)

金廣真季(山口・柳井)②〔21−16、15−21、21−17〕1●吉川天乃(岡山・総社西)

舛木さくら(栃木・陽北)②〔21−15、23−25、22−20〕1●中原鈴(岡山・西大寺)

杉山薫(福島・猪苗代)②〔23−21、21−11〕0●猿川優香(熊本・八代第二)

▼準決勝

久湊菜々②〔21−18、21−7〕0●金廣真季

杉山薫②〔24−22、21−10〕0●舛木さくら

▼決勝

杉山薫②〔21−12、21−6〕0●久湊菜々

全国中学校2018
女子シングルスを制した杉山薫

【女子ダブルス】

第1シードの小野涼奈/田部真唯(猪苗代)、第2シードの大澤陽奈/遠藤心夏(青森山田)が、それぞれ準々決勝のファイナル勝負を制してベスト4入り。準決勝は小野/田部が団体戦で負けていた佐藤友美/後藤咲々(聖ウルスラ学院英智)を2−0で下して決勝の切符を手にすれば、大澤/遠藤は八角真帆/加賀谷空実(蓮田南)をファイナルゲーム19本で退けて決勝へと勝ち進んだ。

東北対決となった決勝戦は、第1ゲーム17本で奪った小野/田部が、続く第2ゲームも16本で封じて優勝。団体戦では悔しい敗戦を喫していた2人が、個人戦で歓喜のVをつかんだ。

▼準々決勝

小野涼奈/田部真唯(福島・猪苗代)②〔21−16、17−21、22−20〕1●押見綾奈/桑原美咲(新潟・柏崎東)

佐藤友美/後藤咲々(宮城・聖ウルスラ学院英智中)②〔21−17、21−17〕0●早川夏稀/土井さくら(富山・上市中)

八角真帆/加賀谷空実(埼玉・蓮田南)②〔21−17、21−17〕0●谷川莉奈/仁田麻登香(茨城・竹来)

大澤陽奈/遠藤心夏(青森・青森山田)②〔22−20、19−21、21−15〕1●神山和奏木山琉聖(大阪・四天王寺)

▼準決勝

小野涼奈/田部真唯②〔21−16、21−14〕0●佐藤友美/後藤咲々

大澤陽奈/遠藤心夏②〔14−21、21−10、21−19〕1●八角真帆/加賀谷空実

▼決勝

小野涼奈/田部真唯②〔21−17、21−16〕0●大澤陽奈/遠藤心夏

全国中学校2018
女子ダブルスを制した小野涼奈/田部真唯
完全制覇を遂げた猪苗代の優勝メンバー
完全制覇を遂げた猪苗代の優勝メンバー

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/江見洋子

投稿日:2018/08/23
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