8月1日に開催された世界一を決める最高峰の舞台『第24回世界選手権』(中国・南京)3日目は、各種目2回戦が行なわれた。ここでは男子ダブルスの井上拓斗/金子祐樹の結果をお伝えしよう。
2度目の挑戦となる世界選手権。前回はベスト16に留まった二人は今年、第7シードとして大会を迎えた。緒戦(2回戦)の相手は、世界ランクでは格下のインドペア。ノーロブ展開を仕掛る相手に第1ゲームは22-24で落としたが、第2、3ゲームは丁寧な配球からチャンスをつかんで逆転勝利。第3ゲームは9-13とリードを許し「負けも覚悟した」(井上)が、「最後の最後でしっかり攻める形ができた」と、二人らしい攻撃を見せて16本で振りきった。
井上 1ゲーム目を取られるのは想定外でした。相手は球を上げてこないプレースタイルで、自分たちの攻撃の展開を作らせないようにしてきた。それでも、後半の2、3回は落として上げさせる自分たちの展開ができたので、これを続けていけるようにやっていきたい。今大会の目標はメダル。一つずつしっかり勝ち上がって決勝までいきたいです。
金子 自分たちがこうすれば勝てるという形になかなか持ち込めず、ギリギリのところまでいってしまいました。ファイナルゲーム9-13で負けているところから、自分たちが点数を取れる形をうまく作っていけたことが逆転につながったと思います。シードをもらっているペアとして、次も勝つのが最低限だと思うので、しっかり準備して挑みたいです。
🔻2回戦
井上拓斗/金子祐樹②〔22-24、21-13、21-16〕●1アットリ/レッディ(インド)
🔻3回戦
井上拓斗/金子祐樹 - アングリアワン/ハルディアント(インドネシア)
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取材・構成/バドミントン・マガジン編集部
写真/大会オフィシャル