7月31日に開催された世界一を決める最高峰の舞台『第24回世界選手権』(中国・南京)2日目は、各種目1、2回戦が行なわれた。ここでは桃田賢斗、小林優吾/松友美佐紀の結果をお伝えしよう。
【男子シングルス】
2015年世界選手権で銅メダルを獲得している桃田賢斗。3年ぶりに世界一を決める舞台に立ち「緊張しました」というが、試合では序盤からポイントを重ねて相手を寄せ付けない。7連続得点などで第1ゲームを13本に抑えると、第2ゲームも「シャトルのコントロールだったり、体育館の感覚だったりを確認しながら」試合を進めて21-12。40分の完勝劇で2回戦にコマを進めた。
桃田 3年ぶりに世界選手権に出場して緊張はしましたが、最後の方が自分らしく楽しみながらプレーできたのでよかったかなと思います。序盤にリードできたので、シャトルのコントロールだったり、体育館の感覚だったりを確認しながら試合ができました。
(左脚のテーピングについては)予防です。痛みはなく、少し違和感がある程度なので、支えるという意味でつけてます。(プレーしてみて)四隅までしっかり足を出してプレーできました。
▼1回戦
桃田賢斗②〔21−13、21−12〕0●アルテム・ポチャロフ(ウクライナ)40分
【混合ダブルス】
大会初日に行なわれた1回戦を2−0で快勝した小林優吾/松友美佐紀。2回戦の相手はイングランドのシード選手だったが、第1ゲームは小林の強烈なスマッシュが効果的に決まり21-13で先手を奪う。しかし、第2ゲーム以降は相手も強打で攻め立て16-21。「相手の強気なドライブで押されてしまい、前に落とす球ばっかりになってしまった」と小林が振り返るように、ファイナルゲームは11-9で先行しながらも、後半はパワーに押し切られて敗戦。上位進出はならなかった。
小林 ファイナルゲームも先にリードして11点をとりましたが、相手の攻撃、強気なドライブに押されてしまった。引き気味の、前に落とす球ばっかりになってしまい、そこを突かれて5、6点をとられてしまったのが敗因かなと思います。
松友 相手のほうが格上でしたが、勝ってもう1試合したかったという気持ちはありました。でも、そんなに甘くないな、と思いました。昨日勝って2試合できたのはよかったと思いますし、女子ダブルスに向けていい勝負ができたと思います。しっかり準備をして、次の試合(女子ダブルス)に臨みたいと思います。
▼2回戦
小林優吾/松友美佐紀●1〔21−13、16−21、14−21〕②エリス/スミス(イングランド)60分
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取材・構成/バドミントン・マガジン編集部
写真/北川外志廣