バドミントンの世界一を決める第24回世界選手権(BWF主催)が、7月30日に中国・南京で開幕し、31日は各種目1・2回戦が行なわれた。ここでは『バドミントン・マガジン8月号』に掲載中の女子ダブルスの展望記事を、バド×スピ!に特別公開しよう(展望記事は出場選手の変更、締め切り後の大会記録なども反映しています)。
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女子ダブルス
日本のヒロインたちが席巻している女子ダブルス。髙橋/松友、福島/廣田、米元/田中の豪華布陣に加え、新たに松本/永原もインドネシアOP準優勝の実績を引っ下げて世界制覇に挑 む。このメンバーならメダル獲得は当然。あとはその色をどのペアが、どこまで輝かせるかに注目が集まる。
中国はWR1位・陳清晨/賈一凡(チェン・チンチェン/ジャ・イーファン)の孤軍奮闘が続く。後続の援護なく大会を迎えれば、相当な重圧が彼女たちにのしかかる。確かな実力があっても、連覇に向けて楽観視はできない状況だ。
その他、WR上位の韓国・李紹希/ 申昇瓚(イ・ソヒ/シン・ソンチャン)は近況元気がない印象だが、ユ杯準優勝で勢いに乗るタイの若手ペアなどはおもしろい存在。下剋上をねらってくる。
【PICK UP PLAYER】
髙橋礼華(奥)/松友美佐紀
◆2018年主な成績
インドネシアマスターズ優勝、マレーシアOP優勝
陳清晨(右)/賈一凡(中国)
◆2018年の主な成績
マレーシアOP準優勝、マレーシアマスターズ準優勝
福島由紀(右)/廣田彩花
◆2018年主な成績
インドネシアOP優勝、アジア選手権優勝、全英OP準優勝
<日本選手出場者>
髙橋礼華/松友美佐紀、福島由紀/廣田彩花
米元小春/田中志穂、松本麻佑/永原和可那
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文/バドミントン・マガジン編集部
写真/菅原 淳、Getty Images