7月12日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。世界ランキングポイントの高ポイントが獲得できるSuper1000・インドネシアOPを終えて、各種目に順位の変動があった。ここでは男女シングルスを紹介しよう。
【男子シングルス】
インドネシアOP準優勝のビクター・アクセルセン(デンマーク)が首位をキープ。マレーシアOP優勝、インドネシアOPベスト4と好調のリー・チョンウェイ(マレーシア)が、2ランクアップの2位に浮上した。石宇奇(シー・ユーチー/中国)は3位を守り、安定感のある孫完虎(ソン・ワンホ/韓国)は2位から4位に後退している。
日本勢トップの桃田賢斗は、インドネシアOP優勝の12000ポイントを加え、2ランクアップの6位にあがった。3位の石宇奇とは10000ポイント以上の差をつけられているが、7月末には高ポイントが望める世界選手権が始まるだけに、そこで結果を残してさらなるジャンプアップに期待したい。
日本勢2番手の西本拳太は、一つ順位を落として14位。坂井一将は一つ順位を上げて23位となった。マレーシアOP、インドネシアOPで結果を残した常山幹太は、9ランクアップの33位と大きく順位を上げている。
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【女子シングルス】
男子シングルスの順位変動が目立つなかで、女子シングルスの上位陣は変わらず。1位を独走している戴資穎(タイ・ツーイン/台湾)を、2位の山口茜、3位のプサルラ・V.シンドゥ(インド)が追っている。元世界女王で、最近は大きな結果が出せていないキャロリーナ・マリーン(スペイン)は、一つランクを落として7位としている。
日本勢2番手の奥原希望は、大会のシード権が与えられる8位をしっかりキープ。3番手以降もインドネシアOPのポイントを加え、大堀彩が3ランクアップの14位、佐藤冴香が5ランクアップの15位、川上紗恵奈が17ランクアップの45位と、それぞれ順位を上げた。
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文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO