7月11日に開催されたBWFワールドツアー・タイOP(バンコク・Super500)2日目は、各種目1回戦が行なわれた。
男子シングルスは西本拳太、坂井一将、常山幹太の3選手が1回戦に登場(桃田賢斗は不出場)。西本拳太は台湾選手、常山幹太は香港選手を下して2回戦に進出。坂井一将は世界ランキング(WR)52位のマレーシア選手に敗れて初戦敗退となった。
4ペアが出場した男子ダブルスは、園田啓悟/嘉村健士が相手の途中キケンで2回戦にコマを進めたほか、遠藤大由/渡辺勇大、井上拓斗/金子祐樹が勝利。保木卓朗/小林優吾は若手の中国ペアに敗れ、初戦で姿を消している。
5選手が登場した女子シングルスは、山口茜、奥原希望のWR上位の2人が順当に1回戦を突破。山口はユーバー杯に出場した中国の若手選手を、2−0のストレートで下している。また、佐藤冴香、大堀彩、川上紗恵奈らも白星をつかみ2回戦に進出した。
女子ダブルスも5ペアが順当に2回戦に勝ち進んだほか、混合ダブルスの予選を勝ち抜いた金子祐樹/松本麻佑も白星を手にしている。
日本選手の結果、7月12日の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
常山幹太②〔21−23、21−11、21−17〕1●李卓耀(香港)64分
坂井一将●1〔21−23、21−17、11−21〕②チョン・ウェイフェン(マレーシア)65分
西本拳太②〔21−7、21−17〕0●許仁豪(台湾)31分
▼2回戦(7月12日)
常山幹太 − カシャップ・パルパリ(インド)
西本拳太 − 陸光祖(中国)
【女子シングルス】
山口茜②〔21−14、21−14〕0●高昉潔(中国)38分
奥原希望②〔21−12、21−12〕0●エフゲニア・コセツカヤ(ロシア)33分
佐藤冴香②〔21−13、21−17〕0●バイシュナビ・レッディ・ジャッカ(インド)31分
大堀彩②〔21−13、21−11〕0●リオニー・アレッサンドラ・マイナキー(インドネシア)36分
川上紗恵奈②〔23−21、21−16〕0●韓悦(中国)38分
▼2回戦(7月12日)
山口茜 − ゴー・ジンウェイ(マレーシア)
川上紗恵奈 − グレゴリア・マリスカ・トゥンジュン(インドネシア)
佐藤冴香 − 大堀彩
奥原希望 − ポンパウィ・チョチュウォン(タイ)
【男子ダブルス】
園田啓悟/嘉村健士○〔11−8、キケン〕●グタマ/プトラ(インドネシア)9分
保木卓朗/小林優吾●0〔17−21、19−21〕②韓呈愷/周昊東(中国)33分
井上拓斗/金子祐樹②〔21−13、21−14〕0●インカラット/タヌパット(タイ)29分
遠藤大由/渡辺勇大②〔21−10、21−7〕0●ジケル/ケサウディ(フランス)30分
▼2回戦(7月12日)
園田啓悟/嘉村健士 − チャヨノ/イスファハニ(インドネシア)
遠藤大由/渡辺勇大 − アットリ/レッディ(インド)
井上拓斗/金子祐樹 − ホーシュエ/ヤクラ(カナダ)
【女子ダブルス】
福万尚子/與猶くるみ②〔21−10、21−15〕0●ライモン/Thunyathorn(タイ)34分
福島由紀/廣田彩花②〔21−10、21−10〕0●ベンヤパ/ヌンタカラルン(タイ)28分
髙橋礼華/松友美佐紀②〔21−13、21−16〕0●スピッサラ/プティタ(タイ)43分
松本麻佑/永原和可那②〔21−12、21−8〕0●チャヤニット/パタイマス(タイ)38分
米元小春/田中志穂②〔21−11、21−15〕0●バンダソ/カンドウ(インドネシア)34分
▼2回戦(7月12日)
福万尚子/與猶くるみ − 許雅晴/呉玓蓉(台湾)
松本麻佑/永原和可那 − 曹彤威/鄭雨(中国)
福島由紀/廣田彩花 − バーチ/ムーア(イングランド)
髙橋礼華/松友美佐紀 − ピーフ/スミス(イングランド)
米元小春/田中志穂 − サビツリー/パチャラプン(タイ)
【混合ダブルス】
金子祐樹/松本麻佑②〔22−20、21−18〕0●マース/ムーア(イングランド)34分
▼2回戦(7月12日)
金子祐樹/松本麻佑 − ランキレッディ/ポンナッパ(インド)
小林優吾/松友美佐紀 − 王齊麟/李佳馨(台湾)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO