6月29日に開催されたBWFワールドツアー・マレーシアOP(クアラルンプール・Super750)4日目は、各種目の準々決勝が行なわれた。
日本は男子シングルスの桃田賢斗が、台湾エースの周天成(チョウ・ティェンチェン/台湾)と対戦。第1ゲームを9本に抑えた桃田は、第2ゲームも11本で封じて2−0で快勝。準決勝進出を決めている。女子シングルスは山口茜が準々決勝に臨んだものの、中国の陳雨菲に18-21、18-21で敗れてベスト4入りはならなかった。
男子ダブルスでは、園田啓悟/嘉村健士がマレーシアのゴーVS/タンWKを2−0のストレートで退けたほか、遠藤大由/渡辺勇大もデンマークペアを下しており、2組が準決勝に勝ち進んでいる。また、女子ダブルスは髙橋礼華/松友美佐紀と松本麻佑/永原和可那の日本人対決となり、髙橋/松友がファイナル勝負を制してベスト4。混合ダブルスの渡辺勇大/東野有紗も、香港の鄧俊文/謝影雪を2−1で下して準決勝進出を果たしている。
準々決勝の結果と、準決勝の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
桃田賢斗②〔21−9、21−11〕0●周天成(台湾)53分
リー・チョンウェイ(マレーシア)②〔21−17、21−9〕0●ビクター・アクセルセン(デンマーク)45分
スリカンス・キダムビ(インド)②〔21−18、21−14〕0●ブリース・レベルデツ(フランス)39分
トミー・スギアルト(インドネシア)②〔13−21、21−13、21−13〕1●石宇奇(中国)53分
▼準決勝
桃田賢斗 − スリカンス・キダムビ(インド)
リー・チョンウェイ(マレーシア) トミー・スギアルト(インドネシア)
【女子シングルス】
戴資穎(台湾)②〔21−15、21−15〕0●ゴー・ジンウェイ(マレーシア)36分
プサルラ・V.シンドゥ(インド)②〔22−20、21−19〕0●キャロリーナ・マリーン(スペイン)52分
ラチャノック・インタノン(タイ)②〔21−15、21−16〕0●ポンパウィ・チョチュウォン(タイ)40分
何冰嬌(中国)②〔21−18、21−18〕0●山口茜44分
▼準決勝
ラチャノック・インタノン(タイ) − 何冰嬌(中国)
戴資穎(台湾) − プサルラ・V.シンドゥ(インド)
【男子ダブルス】
園田啓悟/嘉村健士②〔21−9、21−17〕0●ゴーVS/タンWK(マレーシア)36分
遠藤大由/渡辺勇大②〔21−17、21−15〕0●アストルップ/ラスムセン(デンマーク)49分
譚強/何濟庭(中国)②〔21−17、21−11〕0●ギデオン/スカムルジョ(インドネシア)
李俊慧/劉雨辰(中国)②〔19−21、21−17、21−9〕1●タンBH/李龍大(韓国)59分
▼準決勝
園田啓悟/嘉村健士 − 譚強/何濟庭(中国)
遠藤大由/渡辺勇大 − 李俊慧/劉雨辰(中国)
【女子ダブルス】
金慧麟/孔熙容(韓国)②〔21−16、21−23、21−19〕1●李茵暉/杜玥(中国)73分
陳清晨/賈一凡(中国)②〔21−11、21−14〕0●ジョンコパン/ラウィンダ(タイ)37分
髙橋礼華/松友美佐紀②〔21−18、19−21、21−15〕1●松本麻佑/永原和可那80分
ハリス/プラディプタ(インドネシア)②〔21−15、21−23、21−17〕1●黄東萍/李汶妹(中国)70分
▼準決勝
陳清晨/賈一凡(中国) − 金慧麟/孔熙容(韓国)
髙橋礼華/松友美佐紀 − ハリス/プラディプタ(インドネシア)
【混合ダブルス】
C・アドコック/G・アドコック(イングランド)②〔21−14、21−23、21−13〕1●アーマド/ナトシール(インドネシア)60分
渡辺勇大/東野有紗②〔23−21、16−21、21−15〕1●鄧俊文/謝影雪(香港)62分
鄭思維/黄雅瓊(中国)②〔21−8、21−10〕0●何濟庭/杜玥(中国)18分
王懿律/黄東萍(中国)②〔21−13、14−21、21−14〕1●デチャポル/サプシリー(タイ)59分
▼準決勝
C・アドコック/G・アドコック(イングランド) − 鄭思維/黄雅瓊(中国)
渡辺勇大/東野有紗 − 王懿律/黄東萍(中国)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO