6月21日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。Super300・USOPのポイントが加算されるなどして、各種目で順位に変動があった。ここでは男女シングルスのランキングについて紹介しよう。
【男子シングルス】
ビクター・アクセルセン(デンマーク)、孫完虎(ソン・ワンホ/韓国)、石宇奇(シー・ユーチー/中国)の1〜3位は変わらず。周天成(上写真/チョウ・ティェンチェン/台湾)が2ランクアップの4位に浮上した。5位は諶龍(チェン・ロン/中国)6位にはリー・チョンウェイ(マレーシア)が続いている。
日本勢は、桃田賢斗が一つ順位を上げて10位となり、ついにトップ10入りを果たした。桃田に続く西本拳太も、同じく一つ順位を上げて12位につけている。
3番手以降は、13ランクダウンで30位となった坂井一将。昨年のインドネシアOP準優勝のポイントが消滅し、大幅に順位を下げた。常山幹太は5ランクダウンの38位、五十嵐優が7ランクダウンで58位と、大きく後退している。
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【女子シングルス】
女子シングルスは戴資穎(タイ・ツーイン/台湾)が首位をキープし、山口茜もしっかり2位を守った。そのほかの上位陣も大きな変動はなく、3位のプサルラ・V.シンドゥ(インド)、4位のラチャノック・インタノン(タイ)、5位の陳雨菲(チェン・ユーフェイ/中国)、6位のキャロリーナ・マリーン(スペイン)と続く。9位につけていた奥原希望は一つ順位を上げて、8位に入っている。
日本勢は、USOPベスト4の大堀彩が2ランクアップの14位となり、3番手に浮上。続くのは16位の髙橋沙也加。佐藤冴香は、5ランクダウンの18位となり、5番手に後退した。
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文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO