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【日本RC】高校生の水井ひらりがベスト8入り! <シングルス2回戦>

昨日、埼玉県さいたま市のサイデン化学アリーナ(さいたま市記念総合体育館)で開幕した『2018年日本ランキングサーキット大会』は、27日(日)に大会2日目を迎えて各種目で2回戦と17位決定戦が行なわれた。ここでは、男女シングルス2回戦のダイジェストと注目試合の結果をお伝えしよう。

【女子シングルス】

高校生で唯一ベスト8入りを果たした水井ひらり(ふたば未来学園)

先に行なわれた女子シングルスは、大堀彩(トナミ運輸)が日本A代表の貫禄を見せつけて、山本紗椰(岐阜トリッキーパンダース)を相手に終始ペースを握らせずに2-0で快勝。また、日本B代表の三谷美菜津(NTT東日本)と峰歩美(再春館製薬所)もストレート勝ちを収めて順当に準々決勝進出を決めた。一方で、同じく日本B代表の髙橋明日香(ヨネックス)は漆﨑真子(山陰合同銀行)に敗退。ファイナル勝負に敗れ、悔しい敗戦となった。

注目だったのは、高校生ながら2回戦に進出していた高校選抜単複2冠の水井ひらり(ふたば未来学園)だ。水井はこの日、福永彩(日立化成)を相手に堂々の戦いぶりを披露。15本、13本の勝利で見事に準々決勝進出を決めている。

第2シードから優勝をめざす三谷美菜津(NTT東日本)

◆注目試合結果

大堀彩(トナミ運輸)②〔21-14、21-11〕0●山本紗椰(岐阜トリッキーパンダース)
三谷美菜津(NTT東日本)②〔21-14、21-11〕0●嶺井優希(七十七銀行)
水井ひらり(ふたば未来学園高)②〔21-15、21-13〕0●福永彩(日立化成)

【男子シングルス】

第1シードの上田拓馬(日本ユニシス)はストレート勝ちで準々決勝進出

男子シングルスは、昨年の総合王者である武下利一(トナミ運輸)が内藤浩司(日立情報通信エンジニアリング)と対戦。第1ゲームをわずか12本で制した武下がそのままいくかと思われたが、第2ゲームは内藤が23オールから振りきってファイナルゲームへ。しかし、自力に勝る武下はここで慌てることなく、ファイナルを9本で勝ちきり準々決勝進出を決めた。

また、第1シードの上田拓馬(日本ユニシス)、日本B代表の五十嵐優(日本ユニシス)はともにストレート勝ち。同じく日本B代表で昨年のインカレ単王者・古賀穂(早稲田大)はベテラン・古財和輝(龍谷大職員)をファイナルの末に下している。多くの実力者が順当に勝ち上がった一方で、昨年のインカレ単2位・小本翔太(日本体育大)が、日立情報通信エンジニアリングの丸尾亮太郎に競り勝つ番狂わせも見られた。

◆注目試合結果

武下利一(トナミ運輸)②〔21-12、23-25、21-9〕1●内藤浩司(日立情報通信エンジニアリング)
古賀穂(早稲田大)②〔14-21、21-17、21-18〕1●古財和輝(龍谷大職員)
小本翔太(日本体育大)②〔21-19、18-21、21-12〕1●丸尾亮太郎(日立情報通信エンジニアリング)

 

取材・文/吉井信行
写真/幡原裕治

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