5月26日(土)、『2018年日本ランキングサーキット大会』(埼玉県さいたま市)が開幕し、初日は各種目1回戦が行なわれた。ここでは、各種目のダイジェストをお伝えしよう。
この日最初に行なわれた混合ダブルスでは、ナショナルB代表の権藤公平/栗原文音(トナミ運輸/日本ユニシス)、三橋健也/篠谷奈留(日本大/日本ユニシス)、浦井唯行/宮浦玲奈(丸杉/ヨネックス)の3組が順当に1回戦を突破。今大会は大学2年生の山下恭平(日本体育大)とペアを組む全英王者の東野有紗(日本ユニシス)もストレート勝利を収め、2回戦進出を決めている。
女子シングルスでは、第1シードの大堀彩(トナミ運輸)が同世代の濱北もも(広島ガス)を2-0に抑えて初戦を突破。第2シードの三谷美菜津(NTT東日本)、第3シードの峰歩美(再春館製薬所)も、それぞれ2回戦進出を果たしている。また、高校2年生の内山智尋(ふたば未来学園)は、社会人選手の下田菜都美(広島ガス)を18本、14本で撃破。高校生らしい気迫あふれるプレーで金星をあげた。
男子シングルスは、前回3位で第4シードの奈良岡功大(浪岡高校2年)が大会を棄権。そのほかのシード選手は順当に勝ち上がった。第1シードの上田拓馬(日本ユニシス)は、大学1年生の嶺岸洸(法政大)を寄せつけず。A代表の武下利一(トナミ運輸)も危なげない戦いぶりで2回戦へコマを進めている。
また、女子ダブルスでは、櫻本絢子/髙畑祐紀子(ヨネックス)、加藤美幸/柏原みき(ACT SAIKYO)、志田千陽/松山奈未(再春館製薬所)らランク上位者が実力通り勝利。男子ダブルスも、前回王者の古賀輝/齋藤太一(NTT東日本)をはじめ、シード選手が順当な勝ち上がりを見せた。
明日は各種目2回戦と17位決定戦が行なわれる。混合ダブルス、女子シングルス、男子シングルス、女子ダブルス、男子ダブルスの順番で、10時試合開始予定。
取材・文/バドミントン・マガジン編集部
写真/矢野寿明