5月24日に開催された「トマス杯・ユーバー杯2018」5日目は、男女決勝トーナメント準々決勝が行なわれた。ここでは、準決勝をかけて台湾と対戦した日本女子の試合後のコメントを紹介しよう。
第2シングルス
奥原希望(2−0で勝利)
「(試合前は)1ー1でまわってきたから、という思いはとくになかったです。負けてしまったけど、茜ちゃんらしいプレーをしていたので、私も私らしいプレーしようと、勝ち負けを気にせずに入れました。今日はアップ(練習)のときから、調子がいいんじゃなかったかな、と思ってました。対戦相手は一発もあるし、キレイなショットを打ってくる選手。そこでやられないよう、しっかり配球して自分の攻撃パターンにもっていけたかなと思います。
今日の感覚、試合のやり方、集中の持久力という面がよかったし、会場での修正なども含めて全体的にパーフェクトだったと思います。ケガ明けの試合では、今日が一番いい納得するプレーでした。やっぱり強い選手とやればやるほど、駆け引きだったりがおもしろいので、そういうのも楽しめたと思います」
第2ダブルス
髙橋礼華(右)/松友美佐紀
(2−0で勝利)
髙橋礼「(準々決勝が)台湾戦と決まったとき、第1シングルスが強いのはわかっていたので、自分たちにまわってきてもいいように準備をしようと思ってました。1ゲーム目は自分たちでミスをしていただけなので、(2ゲーム目は)入れるところは入れる、攻めるところは攻めることができたし、ミスしてでもやらないといけないこともできたので、そこは2人で修正しながらできたと思います。朴さんからも『前に入ったときのハーフ球が読めているからチャレンジして』といわれて、私も怖がらずにいけたと思いますし、明日につながるプレーができたのかなと思います」
松友「自分たちのやることをしっかり準備していたので、前後の試合を意識せずに入れたのがよかったかなと思います。(次は韓国戦)前回のユーバー杯も韓国に負けて3位ですし、直近の日韓戦でも負けているので、いい意味でリベンジの気持ちで向かっていける。まずは自分たちの力を発揮できるように準備していきたいと思います」
取材・構成/バドミントン・マガジン編集部
写真/菅原淳