5月23日にタイ・バンコクで開催された「トマス杯・ユーバー杯2018」4日目は、男女予選リーグが行なわれた。ここでは、トマス杯のダイジェストを紹介しよう。
【トマス杯】
すべてのリーグ戦の順位が決定する大会4日目。グループCの日本は、同組最大のライバルとされた台湾と対戦。第1シングルスの桃田賢斗、第1ダブルスの園田啓悟/嘉村健士がしっかり白星をつかむと、第2シングルスの西本拳太が2−0のストレート勝利を飾り、日本チームが1位通過を決めた。
韓国とインドネシアの通過が決まっているグループDは、両チームが対戦。ギデオン/スカムルジョ、セティアワン/アッサンのダブルス2本が勝利し、最後の第3シングルスはインドネシアの若手選手が1時間を超す接戦を制し、インドネシアが首位確保。韓国が2位で決勝トーナメント進出となった。
グループDはデンマークとマレーシアが激突し、5時間超えの勝負をデンマークが3−2で制して3連勝を飾っている。
決勝トーナメント・準々決勝の対戦カードは以下の通り。
▼トマス杯・準々決勝
中国(A1位) − 台湾(C2位)
インドネシア(B1位) − マレーシア(D2位)
フランス(A2位) − 日本(C1位)
韓国(B2位) − デンマーク(D1位)
▼ 予選リーグ結果
◆グループB
タイ(1勝2敗)5−0 カナダ(3敗)
インドネシア(3勝)3−2 韓国(2勝1敗)
最終順位/1位:インドネシア 2位:韓国 3位:タイ 4位:カナダ
◆グループC
日本(3勝)5−0台湾(2勝1敗)
香港(1勝2敗)3−2ドイツ(3敗)
最終順位/1位:日本 2位:台湾 3位:香港 4位:ドイツ
◆グループD
ロシア(1勝2敗)5−0アルジェリア(3敗)
デンマーク(3勝)3−2マレーシア(2勝1敗)
最終順位/1位:デンマーク 2位:マレーシア 3位:ロシア 4位:アルジェリア
取材・文/バドミントン・マガジン編集部
写真/菅原淳