5月21日にタイ・バンコクで開催された「トマス杯・ユーバー杯2018」2日目は、男女予選リーグが行なわれた。ここでは、ト杯ユ杯のダイジェストを紹介しよう。
【トマス杯】
2日目を迎えたトマス杯は、第1シードの中国が登場。グループA・第2戦フランスとの勝負を5−0で制して2連勝を飾った。また同組で初戦のフランスに敗れているインドは、オーストラリアを5−0で下し1勝1敗。フランスと勝敗で並んだ。
グループBは、初日に地元タイから勝利を奪った韓国が、カナダを4−1で退けて連勝。初日に試合がなかったグループDは、マレーシアとデンマークがそれぞれ白星発進を決めている。
なお、日本がいるグループCは試合が行なわれず。日本は22日にドイツと対戦する。
◆グループA
中国(2勝)5−0 フランス(1勝1敗)
インド(1勝1敗)5−0 オーストラリア(2敗)
◆グループB
韓国(2勝)4−1 カナダ(2敗)
◆グループD
マレーシア(1勝)5−0 ロシア(1敗)
デンマーク(1勝)5−0 アルジェリア(1敗)
【ユーバー杯】
優勝候補の日本(グループA)がカナダを下して2連勝。同組のインドはオーストラリアを退けて今大会初勝利で1勝1敗とし、勝敗でカナダと並んでいる。なお、日本は取得マッチ数により、リーグの2位以上が確定。決勝トーナメント進出を決めている。
グループBに入った地元タイは、香港との勝負を制して連勝。同組のライバル・台湾の試合がなかったため、2勝をあげたタイが暫定首位に立った。また、グループCは韓国とデンマークがそれぞれ2勝目をつかんだことにより、決勝トーナメント進出を決めている。
グループDは、中国がフランスに5−0で快勝。第3シングルスにはロンドン五輪女子シングルス金メダリストで、左ヒザのケガで1年半以上の長期離脱をしていた李雪芮(リー・シュェルイ)が出場。2−0のストレートで相手を退けて、白星をつかんでいる。
◆グループA
日本(2勝)5−0 カナダ(1勝1敗)
インド(1勝1敗)4−1 オーストラリア(2敗)
◆グループB
タイ(2勝)5−0 香港(2敗)
◆グループC
デンマーク(2勝)5−0 モーリシャス(2敗)
韓国(2勝)5−0 ロシア(2敗)
◆グループD
中国(1勝)5−0 フランス(1敗)
取材・文/バドミントン・マガジン編集部
写真/菅原淳