5月13日に開催されたBWFワールドツアー・オーストラリアOP(Super300/シドニー)最終日は、各種目決勝戦が行なわれた。
日本は女子シングルスと女子ダブルスの2種目で決勝に進出。最初に決勝の舞台に上がったのは、女子シングルスの峰歩美(上写真)。中国の若手選手と激突すると、第1ゲームを14-21で落とした峰。続く第2ゲームも相手に先行されながら試合が進み、最後は13-21で敗戦。惜しくも準優勝に終わった。
女子シングルスの直後に行なわれた女子ダブルスでは、櫻本絢子/髙畑祐紀子が韓国の若手ペアと対戦した。第1ゲームを先制したのは櫻本/髙畑。前半からリードを保ち12-6。後半に連続得点などで追いつかれたが、最後は21オールから2連取して第1ゲームを制した。
接戦をモノにしたあとの第2ゲームは、櫻本/髙畑が6-9と先行される展開。しかし、ここから8連続得点で逆転に成功すると、追走する相手を振り切って21-18。前週のニュージーランドOPに続く連続優勝を果たし、Super300では今季3度目の栄冠となった。
男子シングルスは中国対決を制した若手選手が頂点に到達。男子ダブルスはアングリアワン/ハルディアント(インドネシア)が、混合ダブルスは韓国のセオ・スンジェ/チェ・ユジュンが制している。
決勝の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
陸光祖(中国)②〔21−8、23−21〕0●周澤奇(中国)49分
【女子シングルス】
蔡炎炎(中国)②〔21−14、21−13〕0●峰歩美35分
【男子ダブルス】
アングリアワン/ハルディアント(インドネシア)②〔21−9、9−21、21−15〕1●パンカラリャニラ/サントソ(インドネシア)52分
【女子ダブルス】
櫻本絢子/髙畑祐紀子②〔23−21、21−18〕0●ベク・ハナ/イ・ユリム(韓国)64分
【混合ダブルス】
セオ・スンジェ/チェ・ユジュン(韓国)②〔21−12、23−21〕0●チャンPS/ゴーLY(マレーシア)46分
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO