4月24日から29日まで、ヨーロッパの頂点を争うヨーロッパ選手権(スペイン・ウエルバ)が開催された。
男子シングルスは、ケガの影響で今年1月後半から戦線離脱をしていたビクター・アクセルセン(デンマーク)が、決勝に進出。その決勝では、前回王者のラジフ・ウーゼフ(イングランド)を下して優勝。昨年の世界王者が復活をアピールした。
女子シングルスは、地元スペインのキャロリーナ・マリーンが、決勝戦でロシア選手を2−0のストレートで退け大会3連覇を達成。 優勝候補のボー/モーゲンセン(デンマーク)が欠場した男子ダブルスでは、2年前の決勝戦と同じくアストルップ/ラスムセンとピーターセン/コールディングのデンマーク対決が実現。今回は2年前に準優勝に終わったアストルップ/ラスムセンが勝利し(相手の途中棄権による)、念願の欧州初制覇を遂げている。
女子ダブルスはブルガリアのG・ストエワ/S・ストエワ姉妹が優勝。混合ダブルスはアドコック夫妻がデンマークのクリスチャンセン/ペデルセンをファイナル勝負の末に下して2連覇を飾った。
ベスト4以上の成績は以下の通り。
【男子シングルス】
優勝:ビクター・アクセルセン(デンマーク)
準優勝:ラジフ・ウーゼフ(イングランド)
3位:ブライス・レベルデツ(フランス)、ヤン・O・ヨルゲンセン(デンマーク)
【女子シングルス】
優勝:キャロリーナ・マリーン(スペイン)
準優勝:エフゲニア・コステツカヤ(ロシア)
3位:ミア・ブリックフェルト(デンマーク)、リーネ・カエスフェルト(デンマーク)
【男子ダブルス】
優勝:アストルップ(左)/ラスムセン(デンマーク)
準優勝:ピーターセン/コールディング(デンマーク)
3位:マース/タベリング(オランダ)、イワノフ/ソゾノフ(ロシア)
【女子ダブルス】
優勝:G・ストエワ(右)/S・ストエワ(ブルガリア)
準優勝:レフィール/トラン(フランス)
3位:ピキ/セイネン(オランダ)、フォウガード/トゥーグセン(デンマーク)
【混合ダブルス】
優勝:C・アドコック/G・アドコック(イングランド)
準優勝:クリスチャンセン/ペデルセン(デンマーク)
3位:ラムスフス/ハートリッチ(ドイツ)、エリス/スミス(イングランド)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO