4月27日に開催されたアジア選手権(中国・武漢)4日目は、各種目準々決勝が行なわれた。
多くの日本代表が勝ち残る中、男子シングルスでは桃田賢斗が台湾のエース・周天成と対戦。第1ゲームを5本に抑えると、続く第2ゲームも13本に封じてストレートで完勝。強豪集う大会で久々のベスト4進出を果たした。
男子ダブルスでは、園田啓悟/嘉村健士がリオ五輪銀メダリストのゴーVS/タンWK(マレーシア)を2−0で下し、準決勝へ。女子ダブルスは髙橋礼華/松友美佐紀がインドネシアペアをストレートで退けたほか、福島由紀/廣田彩花も2−0で勝利。日本は2組がベスト4入りを決めている。
このほか、海外選手では男子シングルスのリー・チョンウェイ(マレーシア)、諶龍(チェン・ロン/中国)が準々決勝を勝ち進んだほか、女子シングルスでは戴資穎(タイ・ツーイン/台湾)と成池鉉(スン・ジヒュン/韓国)、サイナ・ネワール(インド)、陳雨菲(チェン・ユーフェイ/中国)らが勝ち上がっている。
準々決勝の結果と、準決勝の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
リー・チョンウェイ(マレーシア)②〔21−12、21−15〕0● スリカンス・キダムビ(インド)32分
桃田賢斗②〔21−5、21−13〕0●周天成(台湾)38分
諶龍(中国)②〔22−24、21−15、21−17〕1●伍家朗(香港)86分
プラノイ・H.S.(インド)②〔18−21、23−21、21−12〕1●孫完虎(韓国)72分
▼準決勝
リー・チョンウェイ(マレーシア) 桃田賢斗
諶龍(中国) − プラノイ・H.S.(インド)
【女子シングルス】
戴資穎(台湾)②〔21−14、21−9〕0●何冰嬌(中国)31分
成池鉉(韓国)②〔21−19、21−10〕0●プサルラ・V.シンドゥ(インド)44分
陳雨菲(中国)②〔21−9、21−18〕0●張雁宜(香港)38分
サイナ・ネワール(インド)②〔21−15、21−13〕0●李張美(韓国)43分
▼準決勝
戴資穎(台湾) − サイナ・ネワール(インド)
成池鉉(韓国) − 陳雨菲(中国)
【男子ダブルス】
李俊慧/劉雨辰(中国)②〔21−17、15−21、21−17〕1●井上拓斗/金子祐樹66分
園田啓悟/嘉村健士②〔21−18、21−17〕0●ゴーVS/タンWK(マレーシア)41分
張楠/劉成(中国)②〔19−21、21−14、21−15〕1●李洋/李哲輝(台湾)59分
王懿律/黄凱祥(中国)②〔21−15、21−18〕0●遠藤大由/渡辺勇大39分
▼準決勝
園田啓悟/嘉村健士 − 張楠/劉成(中国)
李俊慧/劉雨辰(中国) − 王懿律/黄凱祥(中国)
【女子ダブルス】
髙橋礼華/松友美佐紀②〔21−19、21−14〕0●ポリイ/ラハユ(インドネシア)55分
福島由紀/廣田彩花②〔21−19、21−13〕0●ジョンコパン/ラウェインダ(タイ)47分
ハリス/プラディプタ(インドネシア)②〔21−12、21−12〕0●福万尚子/與猶くるみ45分
金昭英/孔熙容(韓国)②〔21−17、20−22、21−11〕1●李茵暉/杜玥(中国)68分
▼準決勝
髙橋礼華/松友美佐紀 − 金昭英/孔熙容(韓国)
福島由紀/廣田彩花 − ハリス/プラディプタ(インドネシア)
【混合ダブルス】
鄭思維/黄雅瓊(中国)②〔21−8、21−7〕0●鄧俊文/謝影雪(香港)25分
アーマド/ナトシール(インドネシア)②〔21−11、9−21、21−10〕1●何濟庭/杜玥(中国)42分
張楠/李茵暉(中国)②〔21−16、21−16〕0●デチャポル/サプシリー(タイ)38分
王懿律/黄東萍(中国)②〔21−15、21−19〕0●スワルディ/スサント(インドネシア)38分
▼準決勝
張楠/李茵暉(中国) − 王懿律/黄東萍(中国)
アーマド/ナトシール(インドネシア) − 鄭思維/黄雅瓊(中国)
文/バドミントン・マガジン編集部