4月24日(火)、TOP4TOURNAMENT女子優勝の再春館製薬所が、4月30日をもって2017年世界選手権女子ダブルス・銀メダリストの福島由紀/廣田彩花が退社する予定であることを発表した。
同社によると、3月末に2人から退職届が提出され、これを受理。しかし、家族から慰留を望む申し出があったことから、4月30日まで保留している。現在アジア選手権(中国・武漢)遠征中の2人から意思変更の連絡がなければ、同日に福島/廣田は退社することになる。
2人の移籍理由に関する詳細は説明されていないが、福島/廣田は退社後、昨年の日本リーグ優勝を果たした岐阜トリッキーパンダース(今季からS/Jリーグに昇格)に移籍する予定。
岐阜トリパンは、今年3月1日からAmerican Vapeが運営しており、4月1日付で監督に尾藤宏治氏(岐阜トリパン元監督)、コーチングコーディネーターに今井彰宏氏(再春館製薬所元監督)が就任したことも発表。来年には岐阜トリパンからAmerican Vapeにチーム名を変更することも決まっている(『American Vape』Twitterより)。
なお、再春館製薬所は2選手の退社のほかに、2017年1月に元監督の今井氏が金銭的不正行為を行なったことで監督を解任、今年2月には本人の意思により退社したことも合わせて発表している。また、3月末には吉冨桂子コーチ、前田美順スパーリング担当、今井莉子選手がチームを離れている。
文/バドミントン・マガジン編集部