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【選手コメント】「2ゲーム終盤は自分のペースで進められた(五十嵐)」<大阪国際>

4月7日に開催された大阪国際チャレンジ(守口市/IC)4日目は、各種目準決勝が行なわれた。ここでは準決勝で熱戦を繰り広げた日本選手たちのコメントを紹介しよう。

▼男子シングルス

五十嵐優(古賀穂に2-0で勝利)

学生時代の対戦ではほとんどファイナルになっていたように、相手はねばり強く、簡単には終わらないと思っていました。今日は羽根が飛ばず、スマッシュも走らないなかで、やはり1ゲームは競った展開。ただ2ゲーム終盤は、自分のペースで進められたと思います。

▼女子シングルス

峰歩美(三谷美菜津に2-1で勝利)

昨日の試合がきつく、どれだけ動けるか不安で、1ゲームから相手のスピードに圧倒されていました。そこまでは受け身だったんですか、逆に「攻めていこう」としたのがよかったかもしれません。いつもはリードしても後半追い上げられる相手ですが、2ゲーム19オールでミスしてくれたのはラッキーでした。

杉野文保(橋本由衣に2-1で勝利)

予選から、とにかくチャンスをモノにしようという気持ちだけしっかり持ち、動き続けようと意識してやっています。拾って我慢するプレーでなんとかここまできましたが、球回しだったりの技術は、対戦相手のほうが全然上。決勝の相手・峰さんには、学生時代の国体で対戦して、手も足も出ませんでしたが、楽しんで自分のプレーができたらと思います。

▼女子ダブルス

櫻本絢子(左)/髙畑祐紀子

(尾﨑沙織/川島里羅に2-0で勝利)

櫻本 出だしから悪くはなく、持ち味の攻撃も出せました。ただ2ゲーム中盤に引いてしまう場面があり、点数的に抜け出せなかったのは反省点です。

髙畑 去年の決勝は、19−17から逆転負けでした。あまりそこを意識しすぎてもダメなので、一戦一戦やった結果として優勝できたらいいなと思います。

本田恵利奈/清水望

(福万尚子/與猶くるみに1-2で敗戦)

本田 去年の全日本社会人では、1ゲームのゲームポイントから逆転されてストレート負け。今日は死ぬ気でやろうね、と話していました(苦笑)。

清水 もともとスピードで押していくのがスタイル。1ゲームはそれが通じましたが、2ゲーム目は経験とか、レシーブ力の差を見せつけられました。

▼混合ダブルス

久保田友之祐/志田千陽

(浦井唯行/宮浦玲奈に2-1で勝利)

久保田 相手はミックスのナショナル代表。勝ちたい気持ちが強いでしょうが、そのぶん自分たちは気楽にできた。男子ダブルスは負けてしまったので、明日もその悔しさをぶつけます。

志田 練習はそんなにしていませんが、持ち味はスピード。私も女子ダブルスは棄権してしまったので、ミックスでなんとか勝ち残りたいと思っていました。

三橋健也/篠谷菜留

(韓国ペアに0-2で敗戦)

三橋 完敗でした。相手もいつも練習しているわけではないのでしょうが、個々の能力が高く、最後は打つところがなくなりました。ただ、「目の前の一戦一戦」の気持ちでやってベスト4。2週間前の初めての大会は1回戦負けだったので、そこはうれしいです。

篠谷 準決勝は悪い展開ばかりでしたが、そこをどう乗りきるかが課題です。でも昨日までは、やるべきことをきちんとやりきれたのが収穫です。

取材/楊順行 写真/江見洋子

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