4月7日に開催された大阪国際チャレンジ(守口市/IC)4日目は、各種目準決勝が行なわれた。
日本勢が4強を占めた男子シングルス。高校2年生の奈良岡功大が、2回戦で全日本総合王者の武下利一を破った小野寺裕介を、2−0で退けて決勝に進出。もう一方の山では、前回優勝の五十嵐優が、インカレ王者の古賀穂を19本15本に抑えて2年連続で決勝に駒を進めた。
男子と同様、準決勝2試合が日本人対決となった女子シングルスは、今年日本B代表に選出された峰歩美が、三谷美菜津に2−1で勝利。また、2016年世界学生優勝の実績を持つ杉野文保は、元日本代表・橋本由衣との1時間を越える熱戦をモノにして決勝に勝ち進んだ。
男子ダブルスは、元日本代表で、昨年の全日本社会人王者の橋本博且/佐伯祐行が、韓国の若手ペアをファイナル勝負の末に撃破。女子ダブルスは、福万尚子/與猶くるみと櫻本絢子/髙畑祐紀子の2ペアが準決勝を制してファイナル進出を決めている。
日本から3組が勝ち残っていた混合ダブルスは、久保田友之祐/志田千陽の若手ペアが白星をつかんで決勝へ。前回大会ベスト4の韓国ペアと優勝を争う。
準決勝の結果、決勝の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
奈良岡功大②〔21−14、21−16〕0●小野寺裕介44分
五十嵐優②〔21−19、21−15〕0●古賀穂53分
▼決勝
奈良岡功大 − 五十嵐優
【女子シングルス】
杉野文保②〔19−21、21−15、21−11〕1●橋本由衣64分
峰歩美②〔13−21、21−19、21−12〕1●三谷美菜津71分
▼決勝
杉野文保 − 峰歩美
【男子ダブルス】
ラティフ/アユブ(マレーシア)②〔21−16、23−21〕0●インカラット/タヌパット(タイ)35分
橋本博且/佐伯祐行②〔17−21、21−17、21−18〕1●キム・ウンホ/カン・ミンヒョク61分
▼決勝
橋本博且/佐伯祐行 − ラティフ/アユブ
【女子ダブルス】
福万尚子/與猶くるみ②〔14−21、21−11、21−17〕1●本田恵利奈/清水望63分
櫻本絢子/髙畑祐紀子②〔21−16、21−13〕0●尾﨑沙織/川島里羅46分
▼決勝
福万尚子/與猶くるみ − 櫻本絢子/髙畑祐紀子
【混合ダブルス】
キム・ウンホ/イ・ユリム(韓国)②〔21−16、21−13〕0●三橋健也/篠谷菜留34分
久保田友之祐/志田千陽②〔23−21、21−16〕0●浦井唯行/宮浦玲奈36分
▼決勝
久保田友之祐/志田千陽 − キム・ウンホ/イ・ユリム
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/江見洋子