3月24日〜25日まで、『第18回全日本中学生選手権』が奈良県・ならでんアリーナで開催された。
各都道府県の選抜選手によって行なわれる団体戦は、男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスの5種目の結果で勝敗を決定。予選リーグを勝ち抜いたチームが、決勝トーナメントに進み頂点を争う。
ジュニアの大会では珍しく、将来的に国際大会で活躍する選手の育成などを目的に、混合ダブルスを実施。また、中学生による全国大会は夏の全国中学校(全中)と全日本中学生の2大会のみとなるため、選手・指導者にとっては全国レベルの選手同士で競い合える貴重な大会でもある。
男女の総合力が結果を左右するなか、頂点に立ったのは前回の王者・福島。準決勝で同じ東北の宮城を3−0で退けると、決勝では強豪の埼玉を4−1で下してV達成。2年連続7度目の栄光をつかんだ。
決勝トーナメントの結果は以下の通り。
【決勝トーナメント】
▼1回戦
福島 3−1 岐阜
新潟 3−1 香川
宮城 3−0 岡山
熊本 3−0 三重
青森 3−1 鹿児島
富山 3−0 北北海道
石川 3−2 宮崎
埼玉 3−0 広島
▼準々決勝
福島 3−0 新潟
MS 武井凜生 2−0 齊藤颯人
WS 杉山 薫 2−0 遠藤愛加
MD 荻原聖也/小林倫太朗 2−0 佐々木大樹/川上匠
宮城 3−2 熊本
MS 亀井晴凪 0−2 森口航士朗
WS 御後あやか 2−1 猿川優香
MD 深井俊椰/江面孝紀 1−2 江藤太亮/堀内堅心
WD 佐藤友美/後藤咲々 2−0 満田眞凜/田中佐彩
XD 深井俊椰/後藤咲々 2−0 森口航士朗/猿川優香
富山 3−1 青森
MS 奥優汰 2−0 佐藤椎名
WS 中出すみれ 1−2 伊藤朱里
MD 中島隆太郎/荒井颯太 2−0 田中孝志朗/清水大洋
WD 土井さくら/早川夏稀 2−0 石川心菜/遠藤心夏
埼玉 3−1 石川
MS 井上翔太 2−0 岩住 颯
WS 島倉美咲 2−1 伊藤菜望
MD 野口翔平/山岡陸歩 0−2 石田 悠斗/浮田 貴宏
WD 八角真帆/鹿毛野乃花 2−1 吉川羽音/吉田茜夕美
▼準決勝
福島 3−0 宮城
MS 武井凜生 2−0 亀井晴凪
WS 杉山 薫 2−0 御後あやか
MD 荻原聖也/小林倫太朗 2−0 深井俊椰/江面孝紀
埼玉 3−1 富山
MS 井上翔太 0−2 奥優汰
WS 島倉美咲 2−0 浅川詩乃
MD 野口翔平/山岡陸歩 2−0 中島隆太郎/荒井颯太
WD 鹿毛野乃花/秋庭夢来 2−0 土井さくら/早川夏稀
▼決勝
福島 4−1 埼玉
MS 武井凜生 2−0 井上翔太
WS 杉山 薫 2−0 島倉美咲
MD 荻原聖也/小林倫太朗 0−2 野口翔平/山岡陸歩
WD 小野涼奈/田部真唯 2−0 八角真帆/鹿毛野乃花
XD 武井凜生/杉山薫 2−0 野口翔平/島倉美咲
※MS=男子シングルス、WS=女子シングルス、MD=男子ダブルス、WD=女子ダブルス、XD=混合ダブルス
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/井出秀人