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【高校選抜】激戦を制するチームはどこか!?<男子団体展望>

3月25日から競技が始まる『第46回全国高校選抜』。初日は男女団体戦の1回戦から3回戦まで実施され、2日目の26日には準々決勝から決勝までが行なわれる。

ここでは高校選抜特別企画として、バドミントン・マガジン4月号で掲載されている男子団体戦の展望を紹介しよう。

◆男子団体の組み合わせはこちら

浪岡の初優勝か、埼玉栄の2年ぶりVか

IHでは団体とシングルスで決勝に進み、存在感を示した浪岡のエース・奈良岡功大。めざすは3冠獲得だ

昨年のインターハイ上位4校が四つ角シード。第1シードは、ふたば未来学園だ。春夏制覇を遂げた主力が抜け、この春はフレッシュなメンバーで挑むが、主将の廣澤は「チャレンジの気持ちで優勝を取る」と意気込む。

第2シードは、日本B代表の奈良岡を擁する浪岡。夏に続く決勝進出、そして目標の優勝を遂げるカギはこの1年生エースが握りそうだが、ほかにも主将の本間、1年生の武藤がジュニアナショナル入りするなど順調に力をつけている印象。今大会でも快進撃を見せ、頂点に立つ可能性は十分にある。

第3・4シードは、九州の両雄・八代東と日章学園。八代東は1年生からレギュラーの川原を中心に九州大会で圧巻のV。日章学園は同大会個人2冠の小川が、勝負所でチームを勝利に導けるか。ともに昨年の春夏3位を経験するだけに、頂点への思いは強い。

このほか、優勝争いの中心となりそうなのは埼玉栄だろう。過去10度の優勝を誇る強豪は、全日本ジュニア複優勝で単でも実力の高い中山/緑川をはじめ、同2位の加藤/武井など7名のジュニアナショナル選手がズラリ。浪岡と対峙する可能性が高い準々決勝は注目の一戦。昨夏は3回戦で敗れているだけに、主将の中山は「チーム一丸となって王座奪還をねらう」と気合十分だ。

また、昨夏ベスト8の中心選手が多く残る水島工と東大阪大柏原も優勝をめざす。水島工は一井と藤井の二枚看板の活躍がカギか。柏原は、単複ともに充実の戦力で3年ぶりの頂点をねらう。強豪の聖ウルスラや瓊浦、地元の新田も上位争いに絡んできそうだ。

IHは16強に留まった埼玉栄。今春は強力な布陣で夏の雪辱を誓う(写真は全日本ジュニア2位の加藤〔右〕/武井)

◆第46回全国高校選抜大会日程
<団体戦>
3月25日(日)9:30~ 1回戦~3回戦
男子≫松山市コミュニティーセンター体育館
女子≫愛媛県武道館
3月26日(月)9:30~ 準々決勝、準決勝、決勝
男女≫愛媛県武道館

◆前回結果
優勝:ふたば未来学園(福島)
準優勝:埼玉栄(埼玉)
3位:日章学園(宮崎)
3位:八代東(熊本)
ベスト8:神戸村野工(兵庫)、高岡第一(富山)、水島工(岡山)、比叡山(滋賀)

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文/バドミントン・マガジン編集部

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