3月14日に開幕したBWFワールドツアー・全英OP(Super1000)。大会初日は、各種目1回戦が行なわれた。
今回は予選が行なわれず、世界の精鋭のみが出場することになった全英OP。ここに多くの日本人選手が出場した。5選手が登場した女子シングルスは、山口茜、奥原希望、佐藤冴香らが白星をゲット。大堀彩は世界ランク上位の韓国・成池鉉(スン・ジヒュン)らを下し、川上紗恵奈とともに勝利を飾っている。
同じく5組が出場した女子ダブルスは、髙橋礼華/松友美佐紀、福島由紀/廣田彩花、米元小春/田中志穂らが2−0で快勝。初出場の松本麻佑/永原和可那も白星発進を飾った。福万尚子/與猶くるみは、第1シードの中国・陳清晨(チェン・チンチェン)/賈一凡(ジャ・イーファン)に敗れて初戦敗退となった。
男子シングルスは西本拳太と常山幹太の日本人同士の対決となり、西本に軍配があがった。男子ダブルスは昨年の全日本総合王者の遠藤大由/渡辺勇大が2−0で勝利したものの、シードの園田啓悟/嘉村健士や、保木卓朗/小林優吾、井上拓斗/金子祐樹らは敗れている。
前回大会ベスト4に入った混合ダブルスの渡辺勇大/東野有紗は、勢いのある香港ペアを下して初戦突破を決めている。
1回戦の結果、2回戦の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
西本拳太②〔21−8、21−18〕0●常山幹太44分
※坂井一将は出場取り消し
▼2回戦
西本拳太 − 伍家朗(香港)
【女子シングルス】
佐藤冴香②〔21−10、21−14〕0●張雁宜(香港)33分
川上紗恵奈②〔21−9、21−11〕0●エフゲニヤ・コステツカヤ(ロシア)26分
山口茜②〔21−10、21−14〕0●李佳馨(台湾)26分
大堀彩②〔21−16、21−17〕0●成池鉉(韓国)47分
奥原希望②〔21−15、21−8〕0●白馭珀(台湾)31分
▼2回戦
奥原希望 − フィトリアニ(インドネシア)
川上紗恵奈 − キャロリーナ・マリーン(スペイン)
大堀彩 − ゴー・ジンウェイ(マレーシア)
山口茜 − 佐藤冴香
【男子ダブルス】
遠藤大由/渡辺勇大②〔21−8、24−22〕0●キッティヌポン/デチャポル(タイ)36分
井上拓斗/金子祐樹●0〔10−21、15−21〕②陳宏麟/王齊麟(台湾)29分
園田啓悟/嘉村健士●0〔13−21、17−21〕②ゴーVS/タンWK(マレーシア)31分
保木卓朗/小林優吾●0〔19−21、18−21〕②ランキレッディ/シェティ(インド)36分
▼2回戦
遠藤大由/渡辺勇大 − 李洋/李哲輝(台湾)
【女子ダブルス】
髙橋礼華/松友美佐紀②〔21−14、21−13〕0●ポンナッパ/レッディ・シッキ(インド)37分
米元小春/田中志穂②〔21−14、21−11〕0●ジャッカムプディ/P・S・ラム(インド)27分
福島由紀/廣田彩花②〔21−12、21−16〕0●デリュー/パレルモ(フランス)37分
福万尚子/與猶くるみ●0〔20−22、14−21〕②陳清晨/賈一凡(中国)48分
松本麻佑/永原和可那②〔21−17、21−5〕0●チェルフヤコワ/モロゾワ(ロシア)34分
▼2回戦
髙橋礼華/松友美佐紀 − ハリス/プラディプタ(インドネシア)
米元小春/田中志穂 − アワンダ/イスタラニ(インドネシア)
福島由紀/廣田彩花 − 金昭英/孔熙容(韓国)
松本麻佑/永原和可那 − G・ストエワ/S・ストエワ(ブルガリア)
【混合ダブルス】
渡辺勇大/東野有紗②〔18−21、21−18、21−16〕1●鄧俊文/謝影雪(香港)56分
▼2回戦
渡辺勇大/東野有紗 − アレンズ/ピキ(オランダ)
▼放送予定
バドミントン全英OP2018
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文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO