2月25日に開催されたBWFワールドツアー・スイスOP(Super300/バーゼル)最終日は、各種目決勝戦が行なわれた。
日本勢は女子シングルスの髙橋沙也加(上写真)と仁平菜月、そして女子ダブルスの櫻本絢子/髙畑祐紀子が決勝に進出。女子シングルスは日本選手同士の対戦となり、優勝をつかんだのは髙橋。第1ゲームは連続得点などで先行し、21-12で先制。第2ゲームは中盤12-7とリードしていた仁平を、髙橋が逆転で振りきり2−0のストレートで勝利。国際大会では昨年のベトナムOP(旧GP)以来の優勝をつかんだ。
女子ダブルスは、櫻本/髙畑がブルガリアのストエヴァ姉妹と対戦。第1ゲームこそ19-21で落とした日本ペアだったが、第2ゲームを21-15で奪い返すと、ファイナルゲームは16-18から5連続ポイントで逆転勝利。櫻本/髙畑はSuper300(旧GPG)レベルの大会では、初の頂点に輝いた。
男子シングルスでは、準々決勝で桃田賢斗を下したインドのサミール・バラマが優勝。決勝ではケガからの復帰を果たしたヤン・O・ヨルゲンセン(デンマーク)を2−0で抑えて、昨年のインドGPG以来の優勝を手にした。男子ダブルスはベテランのボー/モーゲンセン(デンマーク)がV。混合ダブルスはドイツのラムスフス/ハートリッチ(ドイツ)が制している。
決勝の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
サミール・バラマ(インド)②〔21−15、21−13〕0●ヤン・O・ヨルゲンセン(デンマーク)36分
【女子シングルス】
髙橋沙也加②〔21−12、21−18〕0●仁平菜月40分
【男子ダブルス】
ボー/モーゲンセン(デンマーク)②〔21−15、21−11〕0●ティン/キッティサク(タイ)36分
【女子ダブルス】
櫻本絢子/髙畑祐紀子②〔19−21、21−15、21−18〕1●G・ストエヴァ/S・ストエヴァ(ブルガリア)80分
【混合ダブルス】
ラムスフス/ハートリッチ(ドイツ)②〔22−20、21−19〕0●エリス/スミス(イングランド)47分
◆2018年の大会日程はこちら
BWF:BWF主催大会
SUPER1000…SSプレミア相当
SUPER750…SSプレミア相当
SUPER500…SS相当
SUPER300…GPG相当
SUPER100…GP相当
IC…インターナショナルチャレンジ
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO