【アジア団体】日本がインドネシアを3−0で退け決勝進出!<女子団体>

2月10日に開催されたアジア団体選手権(マレーシア・アロー・スター)5日目は、男女の準決勝が行なわれた。

初日の結果は こちら

2日目の結果は こちら

3日目の結果は こちら

4日目の結果は こちら

前日の準々決勝では、台湾に3−0で快勝した日本女子。準決勝では、同じくインドを3−1で破り勝ち進んだインドネシアと対戦した。

第1シングルスは、この日も山口茜が登場。インドネシアの1番手・フィトリアニとの勝負は、第1ゲーム17-21で落としたものの、続く第2、3ゲームを奪い返して勝利。日本が先制ポイントをあげる。

第1ダブルスは髙橋礼華/松友美佐紀とポリイ/ラハユが激突。第1ゲームはインドネシアペアが接戦の末に奪ったものの、髙橋/松友が第2ゲームを21-19で取り返す。最終ゲームも、終盤の接戦を抜け出した髙橋/松友が、21-18で抑えて2勝目を手にした。

あと1勝で決勝進出が決まる日本は、第2シングルスに奥原希望が出場し、インドネシアの若手選手と対戦。第1ゲームは21−5と圧倒した奥原だったが、第2ゲームは19-21で抑えられ、勝負はファイナルゲームに突入。すると、最後はきっちり立て直した奥原が、中盤以降は連続ポイントで押し切り21-15。日本が3−0でインドネシアを退け、2大会連続となる決勝進出を決めた。

【女子決勝トーナメント】

▼準決勝

日本(W組1位)3−0インドネシア(Z組1位)

WS1 山口茜②〔17−21、21−13、21−17〕1●フィトリアニ61分

WD1 髙橋礼華/松友美佐紀②〔20−22、21−19、21−18〕1●ポリイ/ラハユ88分

WS2 奥原希望②〔21−5、19−21、21−15〕1●グレゴリア・マリスカ・トゥンジュン55分

中国(Z組2位)3-1 韓国(X組1位)

WS1 陳雨菲②〔21−14、21−15〕0●成池鉉40分

WD1 董文静/馮雪穎●0〔13−21、9−21〕②李紹希/申昇瓚34分

WS2 何冰嬌②〔21−19、21−19〕0●李張美52分

WD2 曹彤威/鄭雨②〔21−17、21−14〕0●張藝娜/金慧麟41分

▼決勝

日本 − 中国

 

男子は中国とマレーシア、韓国とインドネシアが対戦。若手主体で参戦している中国は、マレーシアを相手に第1シングルスの石宇奇(シー・ユーチー)がマレーシアのリー・ジイジャに快勝した。続く第1ダブルスは、リオ五輪銀メダリストで、今年に入ってペア再結成となったゴーVS/タンWKが勝利。なんとか次へのバトンを渡したものの、続く第2シングルス、第2ダブルスは中国が奪い勝利。中国が決勝進出の切符を手にした。

もう一試合は、韓国とインドネシアが対峙する。インドネシアは第1シングルス、第1ダブルスですかさず2連勝を飾り勝利目前に迫ったが、ここで韓国もねばり強く戦い、勝敗は第3シングルスに委ねられる。すると、この場面でインドネシアのフィルマン・アブドゥル・ホリックが、李東根との勝負に競り勝つ。3−2で強敵を倒したインドネシアが、2大会連続となる決勝進出を決めた。

【男子決勝トーナメント】

▼準々決勝

中国(A組1位)3−1 マレーシア(C組1位)

MS1石宇奇②〔21−18、21−9〕0●リー・ジイジャ38分

MD1何濟庭/譚強●0〔18−21、12−21〕②ゴーVS/タンWK31分

MS2喬斌②〔21−17、21−8〕0●ソーン・ジョーベン52

MD2韓呈愷/周昊東②〔21−15、21−13〕0●オン/テオ37分

インドネシア(D組1位)3-2韓国(B組1位)

MS1 ジョナタン・クリスティ②〔21−18、21−14〕0●孫完虎45分

MD1 アッサン/プラタマ②〔21−8、21−10〕0●徐承宰/鄭義錫23分

MS2 イーサン・マウラナ・ムストファ●0〔17−21、16−21〕②全奕陳55分

MD2 セティアワン/サプトロ●1〔21−11、18−21、19−21〕②催率圭/金德永

MS3 フィルマン・アブドゥル・ホリック②〔22−20、11−21、22−20〕1●李東根84分

※トマス杯&ユーバー杯の本戦出場(16カ国)は、開催国(タイ)、前回優勝国(男子:デンマーク、女子:中国)、そして大陸別予選上位国(アジア4、欧州4、アフリカ1、パン・アメリカ1、オセアニア1)に加えて、世界ランキングの合計ポイント(シングルス上位3選手、ダブルス上位2選手)の上位3カ国にも出場権が与えられる(出場権を獲得した国・地域は除く)。世界ランキングは3月第1週のポイントが反映される。

※各試合に起用された選手は、世界ランキング上位者(1月25日付)から順に出場。また、試合の順番は単複を兼ねる選手がいる場合などによって変わる。

前回大会の決勝結果はこちら

◆日本代表選手

男子:西本拳太、坂井一将、常山幹太、桃田賢斗、園田啓悟/嘉村健士、保木卓朗/小林優吾、遠藤大由/渡辺勇大

女子:山口茜、奥原希望、佐藤冴香、大堀彩、髙橋礼華/松友美佐紀、福島由紀/廣田彩花、米元小春/田中志穂

文/バドミントン・マガジン編集部

投稿日:2018/02/11
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