【アジア団体】女子は3−0の快勝で4強! 男子はインドネシアに敗戦…<決勝トーナメント>

2月9日に開催されたアジア団体選手権(マレーシア・アロー・スター)4日目は、男女準々決勝が行なわれた。

初日の結果は こちら

2日目の結果は こちら

3日目の結果は こちら

【女子決勝トーナメント】

準々決勝に進出した日本女子は台湾と対戦。世界ランキング1位の戴資穎が不出場の台湾を相手に、日本は第1シングルスで山口茜を起用。山口は白馭珀(パイ・ユーポ)を9本、12本で退けると、続く第1ダブルスの髙橋礼華/松友美佐紀も2−0で快勝。第2シングルスに登場した奥原希望も2−0のストレートで勝利し、日本女子は3−0の快勝で準決勝進出を決めた。日本は準決勝でインドネシアと対戦する。

また、日本はベスト4入りを果たしたことで、5月にタイで開催されるユーバー杯出場権も獲得した。

▼準々決勝

日本(W組1位)3−0 台湾(X組2位)

WS1 山口茜②〔21−9、21−12〕0●白馭珀30分

WD1 髙橋礼華/松友美佐紀②〔21−13、21−14〕0●許雅晴/呉玓蓉39分

WS2 奥原希望②〔21−17、21−19〕0●李佳馨36分

インドネシア(Z組1位)3−1 インド(W組2位)

WS1 フィトリアニ●0〔13−21、22−24〕②プサルラ・V.シンドゥ48分

WD1 ポリイ/ラハユ②〔21−5、21−16〕0●ポンナッパ/レッディ29分

WS2 ハンナ・ラマディニ②〔21−8、21−15〕0●スリ・クリシュナ・プリヤ・クダラバリ32分

WD2 アワンダ/イストラニ②〔21−9、21−18〕0●シンドゥ/ゴールペード32分

中国(Z組2位)3−1タイ(Y組1位)

WS1 陳雨菲②〔19−21、21−14、21−14〕1●ニチャオン・ジンダポル65分

WD1 董文静/馮雪穎②〔21−16、23−21〕0●チャヤニット/ファタイマス51分

WS2 何冰嬌●1〔13−21、21−18、23−25〕②ポンパウィ・チョチュウォン76分

WD2 曹彤威/鄭雨②〔19−21、21−19、21−14〕1●サビツリー/パチャラプン64分

韓国(X組1位)3−0 マレーシア(Y組2位)

WS1 成池鉉②〔21−13、21−10〕0●チェア・ソニア37分

WD1 李紹希/申昇瓚②〔21−10、21−15〕0●フー/ティー35分

WS2 李張美②〔17−21、21−11、21−13〕1●ゴー・ジンウェイ57分

▼準決勝

日本 − インドネシア

中国 − 韓国

【男子決勝トーナメント】

日本男子は準々決勝で、前回大会の決勝で争ったインドネシアと対戦。第1シングルスの西本拳太は、ジョナタン・クリスティを相手にファイナル勝負に持ち込んだが、13-15から振り切られて敗戦。第1ダブルスの園田啓悟/嘉村健士も、アッサン/スカムルジョの急造ペアに17-21、15-21に抑え込まれ、日本は後がない状況に。

第2シングルスに登場した坂井は、インドネシア2番手のアンソニー・ギンティンから第1ゲームを奪ったものの、第2、3ゲームを落として万事休す。0−3で敗れた日本男子はベスト8に終わり、今大会4強以上で手に入るトマス杯の出場権は獲得できなかった。

なお、トマス杯&ユーバー杯の本戦出場(16カ国)は、開催国(タイ)、前回優勝国(男子:デンマーク、女子:中国)、そして大陸別予選上位国(アジア4、欧州4、アフリカ1、パン・アメリカ1、オセアニア1)に加えて、世界ランキングの合計ポイント(シングルス上位3選手、ダブルス上位2選手)の上位3カ国にも出場権が与えられる(出場権を獲得した国・地域は除く)。世界ランキングは2月第4週(2月22日)のポイントが反映される。

▼準々決勝

中国(A組1位)3−1 インド(D組2位)

MS1石宇奇●1〔21−14、16−21、7−21〕②スリカンス・キダムビ52分

MD1何濟庭/譚強②〔21−17、21−18〕0●シェティ/ランキレッディ36分

MS2喬斌②〔9−21、21−11、21−17〕1●サイ・プラニース B.68分

MD2韓呈愷/周昊東②〔14−21、21−19、21−14〕1●アットリ/レッディ53分

マレーシア(C組1位)3−0 香港(A組2位)

MS1リー・チョンウェイ②〔21−15、22−20〕0●伍家朗45分

MD1ゴーVS/タンWK②〔21−11、21−16〕0●鄧俊文/柯展聰28分

MS2リー・ジイジャ②〔21−16、21−15〕0●黃永棋40分

韓国(B組1位)3−1 タイ(C組2位)

孫完虎②〔21−15、21−12〕0●コーシット・ペットプラダブ43分

徐承宰/金元昊●1〔16−21、21−15、21−16〕②キッティヌポン/デチャポル49分

全奕陳②〔21−15、21−14〕0●スッパニュ・アヴィニサノン45分

催率圭/金德永②〔12−21、21−13、23−21〕1●ティン/キティサク59分

インドネシア(D組1位)3−0 日本(B組2位)

MS1ジョナタン・クリスティ②〔21−11、20−22、21−13〕1●西本拳太59分

MD1アッサン/スカムルジョ②〔21−17、21−15〕0●園田啓悟/嘉村健士33分

MS2アンソニー・ギンティン②〔21−23、21−14、21−17〕1●坂井一将65分

▼準決勝

中国 − マレーシア

インドネシア − 韓国

※各試合に起用された選手は、世界ランキング上位者(1月25日付)から順に出場。また、試合の順番は単複を兼ねる選手がいる場合などによって変わる。

前回大会の決勝結果はこちら

◆日本代表選手

男子:西本拳太、坂井一将、常山幹太、桃田賢斗、園田啓悟/嘉村健士、保木卓朗/小林優吾、遠藤大由/渡辺勇大

女子:山口茜、奥原希望、佐藤冴香、大堀彩、髙橋礼華/松友美佐紀、福島由紀/廣田彩花、米元小春/田中志穂

【訂正とお詫び】

トマス杯・ユーバー杯の出場資格について、大陸別予選上位国以外の資格者は3月第1週の世界ランキングのポイントが反映されるとしましたが、2月第4週(2月22日)の世界ランキングです。お詫びして訂正いたします。

文/バドミントン・マガジン編集部

投稿日:2018/02/10
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