【S/Jリーグ】最終戦はユニシスVS再春館の天王山!<女子>

2月4日(日)にバドミントンの最高峰リーグ「S/Jリーグ2017」の最終戦・東京大会が墨田区総合体育館で行なわれる。男子はトナミ運輸が最終日の戦いを待たずして優勝を決めたが、女子は日本ユニシスと再春館製薬所の最終決戦によって優勝が決定する。ここでは女子リーグの戦況を紹介しよう。

女子:直接対決に勝てば優勝の天王山

S/Jリーグ2017

混戦模様となった女子リーグも、いよいよ最終戦を迎える。首位に立つのは5勝1敗の日本ユニシス、そして2位は同じく5勝1敗(マッチ率も同率)ながらゲーム率の差でわずかに下回る再春館製薬所がピタリと追走。優勝争いはこの2チームに絞られた。

日本ユニシスは開幕から4連勝を飾ったが、第5戦・ヨネックスとの勝負で初黒星。しかし、その後の第6戦・北都銀行との戦いでは、エースの髙橋礼華/松友美佐紀を海外遠征で欠く中、栗原文音/篠谷菜留がスーパーシリーズファイナル優勝の米元小春/田中志穂を下し、髙橋沙也加もA代表の川上紗恵奈から勝利を奪ってチームに貴重な白星をもたらした。

S/Jリーグ2017
大町大会では貴重な白星を手にした栗原文音(手前)/篠谷菜留
S/Jリーグ2017
今季は2戦2戦の髙橋礼華(右)/松友美佐紀

一方の再春館製薬所は、開幕3連勝後の第4戦・北都銀行に敗れたものの、第5、6戦で連勝を飾りしっかり立て直している。S/J優勝の行方は4日(日)の直接対決の結果で決まるが、ここでは互いにベストメンバーで勝負に挑んでくるに違いない。

S/Jリーグ2017
再春館のエースダブルスとして臨む福島由紀(右)/廣田彩花

3位の北都銀行は、3日(土)に行なわれたヨネックス戦で勝利を飾り5勝1敗とした。上位2チームと勝ち点では並んでいるが、マッチ率で差をつけられており、最終戦となる山陰合同銀行との勝負を仮に3−0で勝利しても、日本ユニシスVS再春館製薬所の勝者には届かないことが決まっている。しかし、北都銀行は勝てば6勝1敗となるため、リーグの過去最高成績となる準優勝は確定する(ユニシスVS再春館の敗者が5勝2敗となるため)。

◆各チームのマッチ取得数

S/Jリーグ2017

◆各チームのゲーム取得数

S/Jリーグ2017

文・表作成/バドミントン・マガジン編集部

投稿日:2018/02/03

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