1月21日にバドミントンの最高峰リーグ『S/Jリーグ2017』第8日が、秋田県秋田市、京都府京都市、鳥取県米子市で開催された。ここでは米子大会の男女結果をお伝えしよう。
【男子】
坂井一将、遠藤大由/渡辺勇大や井上拓斗/金子祐樹らが遠征に出ている日本ユニシスは、1勝3敗のJR北海道と対戦した。
第1ダブルスには、今季いっぱいでの現役引退を発表している数野健太と、社会人ルーキーの渡邉航貴がペアを組み第1ダブルスに起用された。しかし、ここはJR北海道の牧野公亮/東野圭悟が2−0のストレートで制して、JR北海道が先勝。
優勝争いに向けて負けられない日本ユニシスは、シングルスに内定選手の五十嵐優が出場し、JR北海道の塚本光希を15本、18本に抑えて勝利。第2ダブルスにチームの白星を託した。
逆転勝利をねらう日本ユニシスの第2ダブルスは、シングルスプレーヤーの上田拓馬と社会人1年目の岡村洋輝がペア組み、JR北海道の岡村和輝/岡村尚輝の兄弟ペアと激突。この試合は、日本ユニシスの岡村洋輝と合わせた3兄弟がともに試合を行なう珍しいケースとなったが、その中で勝利をつかんだのは上田/岡村洋。第1ゲームを21-15で先制すると、第2ゲームも18本でモノにして日本ユニシスが苦しみながら3勝目をつかんだ。
▼結果
日本ユニシス(3勝1敗)2−1 JR北海道(1勝4敗)
数野健太/渡邉航貴●0〔18−21、14−21〕②牧野公亮/東野圭悟
五十嵐優②〔21−15、21−18〕0●塚本光希
上田拓馬/岡村洋輝②〔21−15、21−18〕0●岡村和輝/岡村尚輝
【女子】
前回初黒星を喫した再春館製薬所は、1勝2敗の山陰合同銀行と対戦。エースの福島由紀/廣田彩花、山口茜を欠く再春館製薬所は、第1ダブルスに起用された志田千陽/松山奈未が久後あすみ/横山めぐみにファイナル勝負の末に勝利。続くシングルスは山陰合同銀行の漆﨑真子が、再春館の峰歩美を2−1で破った。
第2ダブルスは再春館の小野菜保/今井莉子と、山陰合同銀行の山田真央/横山恵里香の勝負となり、ここで貴重な白星をつかんだのは小野/今井。1−1で迎えた最終ゲームを21-18で制し、再春館が苦しみながら4勝目をつかんだ。
▼結果
再春館製薬所(4勝1敗)2−1山陰合同銀行(1勝3敗)
志田千陽/松山奈未②〔16−21、21−16、21−19〕1●久後あすみ/横山めぐみ
峰歩美●1〔18−21、21−16、21−23〕②漆﨑真子
小野菜保/今井莉子②〔21−18、12−21、21−18〕1●山田真央/横山恵里香
文/バドミントン・マガジン編集部