1月21日にバドミントンの最高峰リーグ『S/Jリーグ2017』第8日が、秋田県秋田市、京都府京都市、鳥取県米子市で開催された。ここでは京都大会の男女結果をお伝えしよう。
【女子】
4連勝中の日本ユニシスは、2勝1敗のヨネックスと対戦した。髙橋礼華/松友美佐紀、東野有紗らが海外遠征という状況の日本ユニシスは、第1ダブルスに栗原文音/篠谷菜留を起用して勝負に出る。対するヨネックスは、世界ランカーの福万尚子/與猶くるみが登場。第1ゲームを21-10でヨネックスペアが奪うと、第2ゲームも23-21で福万/與猶が制した。
シングルスは日本ユニシスの髙橋沙也加が、ヨネックスの鈴木温子を8本、8本のストレートに封じて勝利をつかんだが、第2ダブルスは接戦。ヨネックス・櫻本絢子/髙畑祐紀子が第1ゲーム23-21でつかむと、第2ゲームはユニシスの星千智/中西貴映が21-17で奪い返す。そして、ファイナルゲームを制したのは櫻本/髙畑。21-17でユニシスペアを下し、ヨネックスが会心の勝利を手にした。日本ユニシスは今季初黒星を喫したが、4勝1敗で首位をキープ。ヨネックスは3勝1敗で4位につけている。
▼結果
ヨネックス(3勝1敗)2−1日本ユニシス(4勝1敗)
日本ユニシス
福万尚子/與猶くるみ②〔21−10、23−21〕0●栗原文音/篠谷菜留
鈴木温子●0〔8−21、8−21〕②髙橋沙也加
櫻本絢子/髙畑祐紀子②〔23−21、17−21、21−17〕1●星千智/中西貴映
【男子】
地元京都での開催となった三菱自動車京都は、4連敗で苦しむ金沢学院クラブと対戦。第1ダブルスは三菱の吉川改/疋田聖也が2−0で小林晃/吉森司を下し幸先のよいスタートを切ったが、シングルスは金沢学院クラブの山口容正が常山明良をファイナル勝負で制して1−1に。
第2ダブルスは金沢学院クラブの荒井大輝/神田遼が奮起する。三菱・林谷理貴/内田裕太郎に対して、第1ゲーム21-19で先制。第2ゲームは落としたもののファイナルゲームは21-15で勝利し、金沢学院クラブが今季初白星を手にした。
▼結果
金沢学院クラブ(1勝4敗)2−1三菱自動車京都(1勝3敗)
小林晃/吉森司●0〔18−21、18−21〕②吉川改/疋田聖也
山口容正②〔13−21、21−17、21−18〕1●常山明良
荒井大輝/神田遼②〔21−19、12−21、21−15〕1●林谷理貴/内田裕太郎
文/バドミントン・マガジン編集部