1月20日にバドミントンの最高峰リーグ『S/Jリーグ2017』第7日が、岐阜県池田町で開催された。ここでは男女の結果をお伝えしよう。
【男子】
今季3連勝中のNTT東日本は、4連敗で苦しむトリッキーパンダースと対戦した。第1ダブルスはNTTのエースとして支える古賀輝/齋藤太一が、米田健司/中村寿史を2−0のストレートで下し先制ポイントをつかむ。ケガで桃田賢斗を欠くNTTは、シングルスに佐藤黎を配して勝負に出たが、貴重な白星をつかんだのはトリパンの福田春樹だった。第1ゲームを21-17でつかむと、第2ゲームも21-11で制して勝利。1−1のタイに戻した。
チームの勝利が確定する第2ダブルス、NTTの小松﨑佑也/星野翔平に対し、トリパンは井谷和弥/高階知也で勝負。すると、第1ゲームを先制したのは小松﨑/星野だったが、第2ゲームをトリパンの井谷/高階が21-17で奪い返すと、続くファイナルゲームも井谷/高階が21-14で勝利。4連敗から今季初の白星を手にしたトリパンに対し、NTTは開幕戦からの連勝が「3」でストップ。優勝争いに向けて、厳しい1敗を喫した。
▼男子結果
トリッキーパンダース(1勝4敗)2−1NTT東日本(3勝1敗)
米田健司/中村寿史0●〔13−21、9−21〕②古賀輝/齋藤太一
福田春樹②〔21−17、21−11〕0●佐藤黎
井谷和弥/高階知也②〔11−21、21−17、21−14〕1●小松﨑佑也/星野翔平
【女子】
1勝2敗としているNTT東日本は、今季いまだ勝ち星がつかめていないACT SAIKYOと対戦。第1ダブルスは、NTT尾﨑沙織/川島里羅が、ACTの今井優歩/重田美空から白星を奪取。21-14、21-19のストレート勝ちをおさめてチームに勢いをもたらすと、続くシングルスに登場した三谷美菜津も、ACTのエース・齋藤栞を2−0に封じて勝利。2連勝を決めたNTT東日本が、チームの勝利を確定させた。
第2ダブルスは、ACT SAIKYOの米元陽花/中村麻裕がファイナル勝負を制して一矢報いたが、チーム1−2で敗れ5連敗。最下位争いからは抜け出せず、厳しい状況が続いている。
▼結果
NTT東日本(2勝2敗)2−1ACT SAIKYO(5敗)
尾﨑沙織/川島里羅②〔21−14、21−19〕0●今井優歩/重田美空
三谷美菜津②〔21−14、21−18〕0●齋藤栞
橋本由衣/渡邉あかね1●〔21−16、18−21、20−22〕②米元陽花/中村麻裕
文/バドミントン・マガジン編集部