バドミントン日本代表の活躍が目立った2017年。年末年始の特別企画第2弾として、バドミントン・マガジン編集部の3人が座談会を行ない、それぞれの目線で2017年を振り返ります! バド×スピ!限定のゆるーい企画です! のんびり、ゆっくりお読みください!
バドマガ編集部の愉快な3人
第1回クロストークは こちら
男子の活躍、そして若さの素晴らしさ
和 いやー、いざ振り返ってみると、やっぱり日本代表の話題が多くなってしまいますね。
有 それだけ好結果が続いたからね。では、次の話題にいこうか。
結 ちょっと待ってください! まだあります!
有 日本代表で?
結 そうです! 将来の日本を背負う“若き代表”も、世界一を取ってます! 男子ダブルス・金子真大/久保田友之祐ペアの世界ジュニア優勝です。男子ダブルスでは初の快挙! これも非常に大きな出来事です!
和 確かに。世界ジュニアの男子ダブルスで頂点に立つのは、そう簡単ではないよね。高校生の年代だと、どうしてもフィジカルの強い海外選手に有利な傾向があるって聞いたけど、男子ダブルスなんてその面が強く出るでしょ? そんな中で優勝したわけだから、これはすごいことだよ。これまではジュニア世代も女子の活躍が目立っていたけど、男子も負けてないということを証明したよね。
結 二人は高校選抜、インターハイもしっかり制していますし、高校生の中では間違いなくMVP級の活躍です。卒業後はどちらもトナミ運輸に進みますが、さらなる成長に期待が高まりますね。
和 まだまだ強くなるチャンスがたくさんだね。成長かー。あー、若さっていいなー。最近は疲れが溜まりやすいし、腰も痛いし、酒も弱くなってきたし。成長より衰えを強く感じるな…。
有 和はまだいいよ。俺なんて文字が見えにくくて。老眼も少し出てきたような…。はぁ…。そういえば、この前も…
結 スト−−−−−ップ!!!! 話が違ってきてますよ! こういう場での和の迷走っぷりはいつものことですが、有編集長までのっからないでください!
有 ごめんごめん。つい…ね。
和 あ、話し疲れたから瞑想していい?
結 もー! そのへんで止めてください。読者の皆さん、読んでくれませんよ!
和 それはマズイ! じゃあ、ちゃんと話を戻そう。えっと、バドマガのインスタ映えの話から?
有 ……じゃあ、代表以外で印象に残っているのは?
結 やっぱり桃田賢斗選手ですね。復帰戦となった日本ランキングサーキットで優勝。決勝で勝った瞬間、コートに伏して涙を流す姿は強く印象に残っています。また、連日会場に押しかけた報道陣もすごかったですよね。改めて、桃田選手の注目度の高さを実感しました。
有 うん。あのときの報道陣の数は尋常ではなかったね、その中できっちり優勝したわけだから、そこはさすがだと思った。その後の活躍については、いまさら話さなくてもいいよね。多くの人が知っていることだし。
結 そうですね。あとは日本代表として、国内外での活躍を願うだけです。
有 じゃあ、そのほかに気になった出来事はある?
和 ヨネックスOPジャパンが、ダイハツ・ヨネックスジャパンOPになったのは僕的に衝撃的なことでした。バドマガ的には“えっ、YOJって書けないじゃん…”と率直に思いましたけど(苦笑)。でも、会場の雰囲気がいままでの青から赤となり、思い切ったイメチェンもよかったかなって。こういう変化はプラスに考えていきたいですよね。
結 あとは、その前に開催されたレジェンド・ビジョンも、最初から最後まですごかったですよ! すべてが豪華過ぎて、カッコよすぎて、レジェンドすぎて!!! 日本初開催でしたが、バドミントンではこれまで見たことのない最高のイベントでした。会場にきたファン、そして子どもたちには、大きな刺激になったと思います。
有 レジェンド・ビジョンは確かにすごかった。レジェンド5人はもちろんだけど、日本代表選手も結構参加していたからね。今後もファンが喜ぶイベントが増えるといいなと思う。あと、ダイハツ・ヨネックスジャパンOPにも関係するけど、日本代表の胸スポンサーに車の大手メーカー・ダイハツが入ったのも、結構なニュースじゃない? 個人的には、テレビのCMなどに日本代表を起用してほしいなって思ったよ。
和 ダイハツ関係者の皆さーーーーん! どうですかぁぁぁーーー!?
結 もう! うるさいですよ! 本当に叫ばなくてもいいじゃないですか!
和 編集長の気持ちを代弁しただけだよー。臨場感も伝わるかなーと思ってさ。
有 まあまあ(苦笑)。とりあえず、2017年もいろいろな話題があったということだよね。今年はいいニュースが多くてよかったよ。
<続く>
文/バドミントン・マガジン編集部