12月20日に開催された第5回全国専門学校大会(東京・葛飾区総合スポーツセンター)2日目は、男女ともに個人戦である『Mizuno Cup』のシングルスが行なわれ、頂点をめざして熱戦が繰り広げられた。
【男子シングルス】
男子シングルスは、第1シードの鳥居裕太と第2シードの中村洋貴が順当に勝ち上がり、決勝戦は日本ウェルネススポーツ専門学校による同士討ちとなる。両者ともこの日だけで5試合目ということから決勝では疲れも見られたが、ミスの少なかった鳥居が10本で第1ゲームを制すると、第2ゲームは18-19のビハインドから逆転して優勝。鳥居が団体戦と合わせて今大会2つ目の栄冠を獲得した。
▼男子シングルス上位入賞者
優勝:鳥居裕太(写真左)
(日本ウェルネススポーツ専門学校)
準優勝:中村洋貴(写真右)
(日本ウェルネススポーツ専門学校)
3位:大山虹輝
(日本ウェルネススポーツ専門学校)
3位:和田 潤
(東奥保育・福祉専門学院)
【女子シングルス】
一方、女子シングルスは前日の団体戦で3位に終わり、悔しさを味わった日本ウェルネススポーツ専門学校の杉本茜が、準決勝で吉本多袈良(大阪社会体育専門学校)を撃破して決勝へと駒を進める。そして、決勝では西村京花(北海道スポーツ専門学校)を第1ゲームは12本、第2ゲームは14本に抑える完勝で優勝。明日のダブルスに杉本は出場しないため、自身最後の種目で見事に頂点に立った。
▼女子シングルス上位入賞者
優勝:杉本 茜(写真左)
(日本ウェルネススポーツ専門学校)
準優勝:西村京花(写真右)
(北海道スポーツ専門学校)
3位:吉本多袈良
(大阪社会体育専門学校)
3位:松田冬由
(京都医健専門学校)
21日の大会最終日は、個人戦(Mizuno Cup)の男女ダブルスが予定されている。
取材・文/吉井信行
写真/黒崎雅久