12月15日に開催されたスーパーシリーズファイナル(UAE・ドバイ)3日目は、各種目の予選リーグ最終戦が行なわれた。ここでは男女シングルスの結果を紹介しよう。
【男子シングルス】
諶龍(中国)の棄権により3人で争うグループA。予選第3戦は孫完虎(韓国)とリー・チョンウェイ(上写真/マレーシア)が戦い、孫完虎が2−1で勝利。これにより、伍家朗(香港)を含む3選手が1勝1敗で並んだものの、チョンウェイ、孫完虎が決勝トーナメント進出を決めている。
▼グループA・第3戦
孫完虎(韓国)②〔13−21、22−20、21−15〕1●リー・チョンウェイ(マレーシア)75分
◆最終順位
1位 リー・チョンウェイ(1勝1敗)
2位 孫完虎(1勝1敗)
3位 伍家朗(1勝1敗)
棄権 諶龍(中国)
グループBは、石宇奇(中国)が3連勝を飾り予選1位通過を決めた。最終戦は今回不調に終わったスリカンス・キダムビ(インド)と対戦した石宇奇だったが、ここもファイナル勝負21-14で抑えて勝利。同僚の諶龍が棄権するなか、中国代表として意地の決勝トーナメント進出を決めている。
もう一つの準決勝進出者は、16年覇者のビクター・アクセルセン(上写真/デンマーク)。周天成(台湾)と1勝1敗同士の対決となったが、1−1で迎えたファイナルゲームを21-15で制してみせた。
▼グループB・第3戦
石宇奇(中国)②〔21−17、19−21、21−14〕1●スリカンス・キダムビ(インド)67分
ビクター・アクセルセン(デンマーク)②〔21−16、14−21、21−15〕1●周天成(台湾)67分
◆最終順位
1位 石宇奇(3勝)
2位 ビクター・アクセルセン(2勝1敗)
3位 周天成(1勝2敗)
4位 スリカンス・キダムビ(3敗)
【女子シングルス】
グループAは、すでに2勝をあげて決勝トーナメント進出を決めている山口茜(上写真・右)とプサルラ・V.シンドゥ(インド)。その2人が予選最終日で対決した。すると、第1ゲームから攻撃を仕掛けたシンドゥが21-9で勝利すると、第2ゲームも終始主導権を握り21-13。山口を0−2で抑えたシンドゥが、予選首位通過を決めた。
連敗中でなんとか1勝をつかみたい佐藤冴香は、何冰嬌(中国)と対戦。第1ゲーム21-18で先制した佐藤は、続く第2ゲームも序盤からリードを保ち21-16で勝利。意地の1勝をあげた佐藤が1勝2敗で予選リーグを終えている。
▼グループA・第3戦
プサルラ・V.シンドゥ(インド)②〔21−9、21−13〕0●山口茜36分
佐藤冴香②〔21−18、21−16〕0●何冰嬌(中国)32分
◆最終順位
1位 プサルラ・V.シンドゥ(3勝)
2位 山口茜(2勝1敗)
3位 佐藤冴香(1勝2敗)
4位 何冰嬌(3敗)
▼グループB・第3戦
戴資穎(台湾)②〔21−17、21−11〕0●成池鉉(韓国)33分
陳雨菲(中国)②〔21−18、13−21、21−18〕1●ラチャノック・インタノン(タイ)74分
◆最終順位
1位 ラチャノック・インタノン(2勝1敗)
2位 陳雨菲(2勝1敗)
3位 戴資穎(2勝1敗)
4位 成池鉉(3敗)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO