【全日本総合】渡辺勇大&東野有紗がV達成!渡辺は2冠!<混合ダブルス決勝>

12月3日に開催された第71回全日本総合選手権(東京・駒沢オリンピック公園総合運動場体育館)最終日は、混合ダブルス決勝戦が行なわれた。

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今年の総合最終試合となった混合ダブルス。そのファイナリストとなったのが、渡辺勇大(写真左)/東野有紗(日本ユニシス)と小林優吾/志田千陽(トナミ運輸/再春館製薬所)。第1試合に組まれた男子ダブルスでは渡辺が制しており、小林にとっては雪辱を果たしたいところ。

その第1ゲーム、先に仕掛けたのは渡辺/東野だ。7−7から5連続得点で引き離し、試合のペースを握る。しかし、小林の強烈なスマッシュが少しずつ決まりだすと、志田の前衛も冴え渡った。ネット前での鋭い反応でポイントをつかむと、17-20から3連続得点で20オールに。デュースになってからはユニシスペアのミスも手伝って、小林/志田が23-21で第1ゲームをつかんだ。

第2ゲームに入ると、ペースを引き戻した渡辺/東野が攻勢をかける。渡辺の緩急ある攻撃で10-3とすると、スピードのキレが増してきた東野も前衛でしっかり止めて21-11。最終試合はファイナルゲームに突入した。

泣いても笑っても最後のゲーム、ここでラリーを支配したのが渡辺/東野だ。後衛の渡辺が鋭いスマッシュとカットで相手を崩しにかかると、ネット前に逃げる球を東野がプッシュ。小林/志田もねばり強くレシーブ、ドライブで応戦するが、トップ&バックの形をしっかり保った渡辺/東野が21−8で完勝! 同チームの数野健太/栗原文音とともに、日本の混合ダブルスをけん引した2人が念願の日本一に輝いた。

▼決勝

渡辺勇大/東野有紗(日本ユニシス)②〔21−23、21−11、21−8〕1●小林優吾/志田千陽(再春館製薬所)54分

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小林(右)/志田

 

取材・文/バドミントン・マガジン編集部

写真/井出秀人

投稿日:2017/12/03
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