11月28日に開幕した第71回全日本総合選手権(東京・駒沢オリンピック公園総合運動場体育館)初日は、各種目予選が行なわれた。ここでは、予選を勝ち抜いた選手・ペアのコメントを紹介しよう。
【女子ダブルス】
栗原文音(左)/東野有紗
(日本ユニシス)
結果:予選2回戦から登場。大学生ペアを12本、5本で退けて予選を突破
栗原「今日はちょっと緊張もあったけど、リラックスしてできたかなと思います。女子ダブルスの本戦は向かっていくだけ。シード選手にどれだけ食らいついていけるか、すごく楽しみです。楽しみながらも勝負にはしっかりこだわって、一つずつ勝っていけるようにしたいです。
ミックスは、リオ五輪を終えていろんな課題を持ってやってきました。いつもと違うペア(日本ユニシス・金子祐樹選手)だけど、自分がどれだけ成長できているか試す機会として、のびのびやりたいです」
東野「去年も栗原さんと組んで出場していたので、パートナー間の問題はよくなっていると思います。本戦で自分たちのプレーがどれぐらいできるか、楽しみです。ミックス専門だからといって女子ダブルスを抜くことは、お互いに考えていません。出るからには勝ちたいし、どちらも上位入賞めざして頑張りたいです。女子ダブルスもミックスも、結果を気にしすぎず自分のプレーができれば、いい結果につながると思っています」
保原彩夏/曽根夏姫(右)
(ヨネックス)
結果:1回戦ではACT SAIKYOペアに2−0で勝利。2回戦も2−0で快勝し本戦へ
保原「絶対に本戦に上がろうと思っていましたが、それ以上に、二人でプレーできている、カバーしあえているという実感がありました。明日からは、あまり勝ちにこだわりすぎず、二人で楽しんで試合ができたらいいなと思います。せっかく本戦に出られるのだから、後悔しないように、二人で力を出しきりたいです」
曽根「まず本戦出場を決めようと、二人で確認しあって試合に入りました。しっかり決められて、すごくよかったです。明日からは二人でいままでやってきたことを信じて…、保原が話しているように、勝ちにこだわりすぎず、まず二人の力をしっかり出しきることが一番の目標。気持ちを一緒にしてやっていきたいです」
取材・構成/平田美穂 写真/川口洋邦