こんにちは!
最近、本格的に寒くなってきましたね。僕の住む浪岡は、先週末から雪が降り始めました。雪国育ちですが、めちゃくちゃ寒くてきついです(笑)。
そんななか、11月18日から3日間、高校選抜の県予選となる新人大会が八戸市で行なわれました。僕は、団体戦とシングルスとダブルスの3種目に出場。すべての種目で優勝することができました。
団体戦は、3年生が抜けて初めて挑む大会でした。メンバーは変わりましたが、明るく元気な雰囲気は変わりません。自分としても、やるべきことは変わらないと思って試合に挑みました。結果は、準決勝まですべて3-0のストレート勝ち。青森山田との決勝はダブルスの一つが負けて僕の第2シングルスに回ってきましたが、単複しっかり勝って3-1で優勝を決められたので、ホッとしました。
いまのチームの目標は、高校選抜とインターハイで優勝することです(編集部注:選抜は2018年3月24日~28日/愛媛県松山市)。今大会はシングルスもダブルスも同校決勝を実現できたので、ここからさらに、チームみんなで頑張っていきたいと思っています。
この新人大会前には、日本B代表としてマカオOPに参戦しました。結果は2回戦敗退。GPGは4月の中国マスターズ以来の挑戦でしたが、やはりレベルが高かったです。
1回戦はポルトガル選手にストレート勝ちできましたが、2回戦は香港の黃永棋(ウォン・ウィンキ)選手に2-0で敗戦。第1ゲームは18本まで競れたけど、第2ゲームは16本で負けてしまいました。相手は世界ランク13位の選手(大会当時)。フィジカルが強くパワーもあって、なかなか崩れませんでした。フィジカル面を考えると“自分はまだまだ”と感じましたし、“もっと頑張らないと勝てない”と、あらためて感じた大会でした。
もうすぐ全日本総合が始まるので、いまはそこに向かって自分の課題である体力面などを鍛えています。今年の全日本総合での目標は、とにかく一戦一戦頑張ること。昨年は本戦から出場し、1回戦敗退で悔しい思いをしました。僕は向かっていく立場なので、チャレンジャーの気持ちを忘れずに、一試合一試合を全力で頑張りたい。ここまで勝ちたいという目標もありますが、先を見過ぎると勝てないので、一本一本をあきらめずに、一生懸命、集中してプレーしたいと思っています。たくさんの方々に応援していただけたらうれしいです!
奈良岡功大選手に聞く!
☆なんでもQ&A☆
Q.僕は食が細く、食べ物の好き嫌いもあります。でも、何でも食べられるようになって、体を大きくできるように頑張っています。奈良岡選手は食べ物の好き嫌いはありますか? 食事面で気をつけていることがあれば教えてください。(中学2年生・男)
A. 基本的に食べられないものはありません。好きな食べ物は肉と魚です。食事面で気をつけていることは、緑黄色野菜をしっかり食べることと、脂が多い食べ物はできるだけ控えるようにすること。脂が多い物は、食べるときは食べますが、大事な大会前など調整したい時期はあまり食べません。大会中は脂が消化しにくいので、食べる量をコントロールするようにしています。
食事に関しては、父である監督が詳しく教えてくれるので、その指導のもと、浪岡の選手たちは食生活から鍛えられています。体を大きくしたいなら、中学生はとにかくご飯をたくさん食べることが大事かなと思います!
★奈良岡功大選手への質問募集!★
送り先…◎Eメール:bad@bbm-japan.com ◎FAX:03-5643-3841◎郵便:〒103-8482(株)ベースボール・マガジン社 バドミントン・マガジン編集部&バド×スピ!編集部「一本集中 Q&A」係まで。さまざまな質問、お待ちしています!
Profile
奈良岡功大◎ならおか・こうだい 2001年6月30日生まれ、青森県出身。浪岡南小-浪岡中。小学時代は全国小学生大会単3連覇、全国ABC大会単5連覇を達成。中学時代は全国中学校大会単3連覇という前人未踏の記録を打ち立てた。同年9月には、高校2年までが出場する全日本ジュニアで最年少V。そのほかにも、全日本総合本戦出場や日本ランキングサーキット単3位など、シニアの舞台でも存在感を放つ日本のホープ。今年の世界ジュニアでは銅メダルを獲得した。日本B代表。173㎝67㎏。血液型B。
構成/バドミントン・マガジン編集部