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【SS】日本勢は惜しくも決勝進出ならず…<香港OP>

11月25日に開催されたスーパーシリーズ第12戦・香港OP(九龍)5日目は、各種目準決勝が行なわれた。

日本勢は、連日強豪ペアを破った男子ダブルスの井上拓斗(写真手前)/金子祐樹が、長身デンマークペアと対戦。第1ゲーム20-22で落とした日本ペアは、第2ゲームは再びの接戦を22-20で制してファイナルゲームに突入。逆転勝利をつかみたい井上/金子だったが、中盤の競り合いで相手に抜け出され15-21で敗戦。ダイハツ・ヨネックスジャパンOP以来のSS決勝進出はならなかったが、ランク上位を下しての価値ある4強入りとなった。

混合ダブルスで上位進出を果たした保木卓朗(写真左)/廣田彩花は、デンマークのクリスチャンセン/ペデルセンと激突。第1ゲームは、8−8から点差を広げたデンマークペアが21−15で先制。第2ゲームは保木/廣田が15-11とリードした場面も作ったが、ここからクリスチャンセン/ペデルセンペアが追走。6連続得点などで逆転に成功したデンマークが、ねばる日本ペアを下して勝利をつかんだ。保木/廣田は、ダイハツ・ヨネックスジャパンOP以来、2度目の決勝はならず。

男子シングルスでは、諶龍(中国)とリー・チョンウェイ(マレーシア)がそれぞれ白星をつかんで決勝に進出。2人は2016年リオ五輪決勝以来となる対戦が決定した。また、女子シングルスは世界ランク1位の戴資穎(台湾)と、世界選手権銀メダルのシンデュ・P.V.(インド)が激突する。

諶龍(中国)
戴資穎(台湾)

日本選手の結果と各種目決勝戦の対戦カードは以下の通り。

【男子シングルス】

▼準決勝

諶龍(中国)②〔21−14、19−21、21−17〕1●アンダース・アントンセン(デンマーク)87分

リー・チョンウェイ(マレーシア)②〔21−19、21−8〕0●石宇奇(中国)39分

▼決勝

諶龍 − リー・チョンウェイ

【女子シングルス】

▼準決勝

戴資穎(台湾)②〔21−9、18−21、21−7〕1●成池鉉(韓国)52分

シンデュ・P.V.(インド)②〔21−17、21−17〕0●ラチャノック・インタノン(タイ)43分

▼決勝

戴資穎 − シンデュ・P.V.

【男子ダブルス】

▼準決勝

ピーターセン/コールディング②〔20−22、22−20、21−15〕1●井上拓斗/金子祐樹72分

ギデオン/スカムルジョ(インドネシア)②〔21−13、16−21、21−13〕1●李俊慧/劉雨辰(中国)47分

▼決勝

ギデオン/スカムルジョ − ピーターセン/コールディング

【女子ダブルス】

▼準決勝

陳清晨/賈一凡(中国)②〔21−19、21−19〕0●ジョンコパン/ラウィンダ(タイ)43分

ポリイ/ラハユ(インドネシア)②〔11−21、23−21、21−15〕1●黄東萍/李汶妹(中国)73分

▼決勝

陳清晨/賈一凡 − ポリイ/ラハユ

【混合ダブルス】

▼準決勝

鄭思維/黄雅瓊(中国)②〔21−10、21−18〕0●王懿律/黄東萍(中国)34分

クリスチャンセン/ペデルセン②〔21−15、22−20〕0●保木卓朗/廣田彩花)49分

▼決勝

鄭思維/黄雅瓊 − クリスチャンセン/ペデルセン

文/バドミントン・マガジン編集部 写真/BADMINTONPHOTO

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