11月19日に開催された中国OP(中国・福州)最終日は、各種目決勝戦が行なわれた。日本からは女子シングルスの山口茜が出場し、見事優勝を飾っている。
フランス、デンマークに続きSSで3大会連続となる決勝進出を果たした山口茜は、中国の新鋭・高昉潔と対戦。これまでランク上位の強敵から白星を奪ってきた相手に対し、山口は第1ゲーム7−7から一気に抜け出し21-13で先制。続く第2ゲームも、山口が先行しながら試合を有利に進め、最後は21-15に抑えて勝利! 昨年10月のSSプレミア・デンマークOP以来、自身4度目となるSSタイトル獲得を決めている。
男子シングルスは世界王者のビクター・アクセルセン(デンマーク)とリオ五輪金メダリストの諶龍(中国)が激突。ともに1ゲームを奪ったあとのファイナルゲームは、諶龍が11-8から17-9まで差を広げてそのまま優勝。SSでは2015年デンマークOP以来となる優勝を飾った。
男子ダブルスはギデオン/スカムルジョ(インドネシア)が、デンマークのベテラン、ボー/モーゲンセン(デンマーク)を2−0のストレートで下したほか、女子ダブルスは地元中国の陳清晨/賈一凡(中国)がV達成。混合ダブルスは、同じく中国の鄭思維/黄雅瓊が、デンマークペアをストレートで下して地元制覇を遂げている。
決勝戦の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
諶龍(中国)②〔21−16、14−21、21−13〕1●ビクター・アクセルセン(デンマーク)72分
【女子シングルス】
山口茜②〔21−13、21−15〕0●高昉潔(中国)42分
【男子ダブルス】
ギデオン/スカムルジョ(インドネシア)②〔21−19、21−11〕0●ボー/モーゲンセン(デンマーク)40分
【女子ダブルス】
陳清晨/賈一凡(中国)②〔21−7、18−21、21−14〕1●李紹希/金慧麟(韓国)65分
【混合ダブルス】
鄭思維/黄雅瓊(中国)②〔21−15、21−11〕0●クリスチャンセン/ペデルセン(デンマーク)34分
文/バドミントン・マガジン編集部 写真/BADMINTONPHOTO